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夏目アラタの結婚ネタバレ!最新話までのあらすじをご紹介!

夏目アラタの結婚ネタバレ!最新話までのあらすじをご紹介!
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『夏目アラタの結婚』ネタバレを知りたい!
『夏目アラタの結婚』最新話までのあらすじを知りたい!

本記事では、こんな方におすすめの内容となっています。

「夏目アラタの結婚」は、児童相談所で勤務する主人公が、担当児童から「父を殺した犯人に会って欲しい」と言われることから始まるサスペンスストーリーです。

ビッグコミックスペリオールで連載中の、映画化も決定している人気作品です。

今回そんな「夏目アラタの結婚」のネタバレと感想、最新話のあらすじについてお伝えしていきます♪

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夏目アラタの結婚ネタバレ!

登場人物

夏目 アラタ(なつめ あらた)
児童相談所で働いている。結婚に対して夢を抱いていない独身。

品川 真珠(しながわ しんじゅ)
都内で連続バラバラ事件をおこしていた犯人。20歳。ピエロの扮装をしていた。

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最も一線を超えた結婚とはどのようなものなのでしょうか?

ここからは、「夏目アラタの結婚」のネタバレを含みますので、ご注意ください。

 

夏目アラタの結婚ネタバレ1巻!

アラタは今、婚姻届という紙切れを持って3人、もしくは4人をバラバラにした殺人鬼に会おうとしていました。

3番の面会室に入ると、久しぶり、と人が出てきました。

今から3ヶ月前、アラタは児童相談所の仕事のため、先輩の桃山と一緒にとある家に来ていました。

この家は子供の泣き声がひどいと近所から声が上がっていたのです。

その家の父親は、自分のところの子供は泣けば他人が味方をしてくれると思っている、嘘泣きだと言います。

アラタは隙間からその父親の頭を掴み、ドアを開けろと脅します。

奥から子供の泣き声がしたと思えば、その子供は嘘泣きをして新しいゲームを買うように言ってと言い出すのです。

アラタは改めて菓子折り持って謝りにきますと頭を下げるのでした。

そのあと、桃山に怒られるアラタ。

今日の件は訴訟を起こされてもしょうがないと言われます。

アラタはまったくめげていない様子で、上等だと言いました。

そしてこの仕事に向いていないと一言。

桃山は、所長が期待していると伝えます。

15年前児相1のの問題児だったアラタなら同じ問題児の気持ちがわかるはずだと。

アラタは気持ちはわからない、どんな「悪(ワル)」なのかがわかるだけだと言いました。

所長や桃山を尊敬はしているが、自分の使い方を間違っていると。

相手を半殺しにしてでも子供を守りたいときの鉄砲玉だと言うのです。

桃山は自分の人生を大切にしな、と諭しました。

モデルのような事務の明日菜もアラタに興味持っていたと付け加えます。

アラタは派手な対応は自分の母親だけで十分だと嘆きました。

自分の親を見ていたら結婚なんて、と言うのでした。

時間となったので、次の現場に向かいます。

最近不登校の山下 卓斗(やました たくと)14歳の家でした。

一度来たことがある家。

卓斗の父親は、バラバラ殺人の被害者なのです。

卓斗から、謝りたいことと頼みたいことがあると切り出されました。

父親の首のありかを聞き出すために、アラタの名前を使って犯人に手紙を書いたというのです。

しかも、返事が来たというのです。

その手紙の最後に、直接会って話そうと書いてあったとのこと。

卓斗が会ってしまうと正体がバレてしまう。

そのため、アラタに会って欲しいというのが頼みなのでした。

アラタはその犯人からの手紙を見せてもらい、匂いを嗅ぎました。

そして代わりに会いにいくと承諾するのでした。

その代わりにもう手紙は書くなとだけ卓斗に伝えるのでした。

そのあと、桃山とご飯を食べるアラタ。

少し見直したと言い、奢ってくれるようです。

アラタがこの頼みを受けた理由は、卓斗が悪の一線を越えかけていたからだと言いました。

犯人との手紙のやり取りを面白がり始めていたからだと。

犯人の手紙をまるでSSRカードのごとく思っていたと思うと言いました。

それを止めるためだったのです。

この事件は、品川 ピエロという人物が犯人でした。

2年前の秋、異臭の通報を受けた警察がその家に入り込んだところ、バラバラ死体をバッグに詰め込んでいる最中のピエロの扮装をした女性を発見したのです。

それが、品川 真珠でした。

被害者はみんな、社会的に成功した30代の男性でした。

最初の2名の死体はそれぞれ右足、左手が見つかっておらず、逮捕時の死体は首が未だに発見されていないということでした。

4人目も室内から血痕が出たものの、身元は不明のままで立件されず。

一審の判決は死刑でした。

法廷に現れたのは逮捕時より痩せた女の姿でした。

法廷画家が描いたひどく歯並びの悪い口元と太ったピエロのイメージが印象的なのでした。

そんな凶悪犯罪の犯人と会うのは怖くないかと桃山に聞かれたアラタ。

面会はたったの15分、強化アクリルで仕切られているため、道化師が越えることはできないと答えるのでした。

そして面会日。

ネット情報では女は学歴があまりないとのことなので、エリート公務員のような感じで行き、マウントをとる戦略で挑みます。

朝一番に行き、15番に通されました。

アラタはスーパースターと面会するようなものだとワクワクしていました。

そこに現れたのは高校生にも見える見た目の女性。

その見た目にアラタは動揺してしまいます。

すると、真珠はアラタに中学生みたいな字を書く人だよねと言われます。

そして思ってたのと違うと言い、去っていこうとします。

アラタはどう引き止めるか考えた結果、「結婚しよう」と突然プロポーズをするのでした。

真珠はガキっぽいねと言いながらまた椅子に座りました。

真珠は自分のことをボクと呼びます。

まだ手紙を書いたのは目の前にいるアラタではないと疑っているのです。

手紙には誤字も多かったとのこと。

誤魔化すアラタ。

真珠は一審がひっくり返るはずがない、自分は死刑だと言います。

何があってもアラタは自分に触れることもキスすることもセックスすることもできないと。

弁護士から、死刑が確定すると面会や手紙の条件が厳しくなるため、支援者など記事になる情報が欲しい記者なんかが結婚するのだと聞かされていると言います。

アラタは死刑反対の人か、まだ見つかっていない首や手足を探してる事件の関係者なのかと聞いてきました。

アラタはそれを聞いて驚きます。

自分が調べてきた真珠の情報と違い、頭がキレるからです。

真珠はアラタにロリコン?と聞いてきます。

ですが、アラタは少しおっかさんタイプの安心できる匂いがする女性がいいと反論。

真珠の手紙からもしたと。

真珠は自分のことが怖くないのかと聞かれました。。

アラタは怖いと思いつつ、怖くないと答えました。

そして、外に出たら一緒に暮らせるかと聞かれ、もちろんとも答えるのです。

当然、出て来れるわけがないと思っているから答えられることでした。

じゃあ出るねと真珠が言うと、面会の時間になりました。

児童相談所に戻り、桃山にこの話をします。

そして本の差し入れのリクエストを受けたのだと言います。

さらに、卓斗にも報告。

アラタはすごい老けていて下品な喋り方だったと言いました。

手紙の清書は今後もお願いすることに。

ですが、今までの手紙にも誤字はなかったようなのです。

次の手紙では、とうとう自分の住所を書いて出すことにしたアラタ。

すると、真珠の弁護人、宮前光一という人物がアラタの家にやってきました。

プロポーズされたから生活態度を見てほしいと言われたようなのです。

光一は、アラタの素性を根掘り葉掘り聞いてきます。

結婚に夢を持てず、まったくする気のないアラタ。

光一から本気で婚姻届を出すつもりか聞かれ、彼女は運命の女だと答えるアラタ。

アラタは婚姻届という紙切れにサインする羽目になっても、結婚とは認めないと思っています。

死刑囚との結婚の大変さを聞かされても、やってみなきゃわからないとタバコを吸うアラタ。

そんなアラタに光一はやってみるじゃ困ると言います。

真珠はとても弱いため、傷つけないで欲しいと言うのです。

アラタからプロポーズを受けて、前向きになれると泣いていたのだと。

光一は、真珠が無実とまで考えていると言うのです。

アラタは、印象が違いすぎて困惑します。

別人なのではないかと疑うぐらいです。

ですが、光一は幼い頃の真珠に会っているのでした。l

外で手づかみで、大量の米とツナ缶を食べていたと言います。

自分の母親が自分をいじめてると思われないように太らなきゃと言っていたのです。

一審の国選弁護団ですぐに気がついた光一は、なぜか一審が終わったあと呼ばれたと言うことでした。

一方真珠は、弁護団に光一のようなお人好しが紛れ込んでいたことで、自分はもってると思っているのでした。

アラタは光一と一緒に真珠の面会に行くことを約束。

面会の日、真珠は自分に見せているキャラで話し始めたことで光一を驚かされました。

そして婚姻届を書いてきてくれたかとアラタに聞きます。

まだ周囲の祝福が得られないとアラタは答えますが、真珠は家族の話まで聞いてくるのです。

圧に押され、アラタは自分の母親の名前が「綾子」だと答えました。

殺人鬼である真珠に特定されないように、名前だけを答えました。

父親は亡くなり、母親は再婚して今は寺井なのです。

真珠はアラタのことをもっと知りたいと言います。

今までにした一番悪いことを教えてくれたら信じられると。

アラタは昔虐待している親を殺そうとしたという話をしました。

すると、真珠はお返しに自分の秘密を教えると言いました。

真珠は誰も殺してない、無実だと言うのです。

アラタは信じるのか信じないのかを真珠に問われます。

考えた結果、式は神前式がいいと言うのです。

長い回廊がある古い神社がいいと。

真珠は白無垢を着て、古の姫のように歩くのだと言いました。

真珠は意外と食いつき、そんなところがあるのと聞いてきました。

友達が挙げたことがあるのだとアラタは答えます。

来年の6月に今から予約する、真珠を信じるとはっきり伝えました。

すると、真珠は昔からずっとアラタおしゃべりしていたと言い出しました。

幼い頃に家の前でご飯を食べていた真珠に話しかけてくれた人とアラタが似ているので、王子様と称し、おしゃべりしていたのだと言うのです。

アラタは、3人の犠牲者はおそらく光一のような男性なのだと思うのでした。

児童相談所に戻ったアラタは、桃山に、式場に一緒に行ってもらえるよう頼みます。

真珠にパンプレットを差し入れる約束をしたからだと言うのです。

パンフレットをもらうだけだと言うアラタ。

判決はひっくり返らないからと結婚はない、と安心しているのでした。

桃山はここら辺が引き際なのではと伝えました。

アラタは誰も救われないままじゃ目覚めが悪いと、もう少し続けることにします。

すると、光一から連絡があり、真珠の奇妙な情報がわかったとのことでした。

田中ビネーと言う検査で幼い頃はほぼ平均値。

逮捕時には、知能指数が30以上高くなっていたとのことでした。

+30になることはあり得ないのです。

ですが、別人ではなく本人なのだと言います。

光一は多重人格なのではと言いました。

そして、アラタに真珠の闇を晴らしてほしいと言うのです。

すると、無罪への道が見えるのではないかと。

そしてまた、アラタは真珠に会いにきていました。

もう、桃山の言った通り別れようと思っているのです。

ですが、真珠は唐突に何かを河原に埋める夢を見たと言いました。

生臭い、血まみれの何かだったと。

場所は多分旧江戸川かな、と言い出すのでした。

事件については覚えていないが、アラタがそばにいればいろんな夢が見られると言います。

そう言ってくる真珠に、別れられなくなってしまったアラタ。

ですが、埋めたものがもしかしたら卓斗の父親の首かもしれないと、その場にいきました。

すると警察が、最初の被害者である周防 英介(すおう えいすけ)という人物の左腕を発見しました。

その結果に卓斗も期待をよせます。

明らかに、真珠はアラタを引き止めようとしているようなのです。

そこへ、アラタにお客さんが来訪。

周防英介の母親と、妹の沙菜でした。

お礼を言われるアラタ。

警察に協力したことは職場には内緒なのでというと、沙菜は殺人鬼と婚約してることもと聞いてきました。

つい婦警たちが話しているのを耳にしてしまったようで、それについて責め立てます。

するとそれを聞いていた所長からも、詰められてしまいます。

それは児童相談所の仕事じゃない、担当地区の変更をすると。

すると、アラタは真珠と本気で愛し合っていて、これはプライベートなのだと言うのです。

真珠の気持ち悪い笑顔を、愛しいと思っているとまで言い出します。

アラタはそう言った自分に、困惑します。

一方で、光一は真珠の面会に。

真珠は、黙秘は今日でおしまいにすると言うのでした。

アラタの急なプロポーズから、とんでもないことになってしまいましたね!アラタの本心はどれなのでしょうか?

 

夏目アラタの結婚ネタバレ2巻!

殺人事件の被害者は全員、真珠に何かしらの援助をしていたことを知ったアラタ。

次回の控訴審は3ヶ月以上先です。

光一は、その間に新しい物証などを探そうと言います。

アラタは、遺族から情報を探ることにしました。

光一は真珠の無実を信じている一方で、アラタは確実に死刑にするため、真珠の動機を知りたいと思っているのでした。

そんな中、最初の被害者である周防の妹である沙菜に会いに行くことにします。

そこで、殺された兄である英介とアラタが似ているということが判明するのです。

このことに恐怖を感じたアラタは、真珠に今までの恋愛について尋ねました。

その話の中で、出産経験があるか聞いた際、子供に対して強い憎悪を抱いていることが判明しました。

一方、桃山は真珠からの手紙を受け取っており、光一と一緒に面会に行っていました。

そのとき真珠は、アラタからタイプの女性であると聞いていた桃山の仕草を真似し始めたのです。

気味が悪いと怖がる桃山。

真珠は桃山の心に秘めた醜い感情を見抜きます。

それにより感情を揺さぶられてしまった桃山は、真珠のことを良い子だと思ってしまいます。

そして、また面会に来ることを約束するのでした。

また、アラタにも心情の変化が起こっていました。

アラタは拘置所で「死刑囚アイテムコレクター」の藤田と出会っていました。

それがきっかけで真珠のことを愛せる何かを見出そうとし始めていたのです。

沙菜に選んでもらったスポーツブラを真珠に差し入れするアラタ。

2審の前に外見の印象を良くしようと提案します。

そのあと、2人は将来の夫婦生活について話しますが、アラタが子供はいらないと言います。

それを好ましく思う真珠なのでした。

その後、光一からアラタは、真珠が事件について話し始めたと報告をもらいました。

真珠は、最初の殺人事件の1年前から誰かは不明だがストーカーをされていたと言うのです。

ある日、家に帰ると家にバラバラしたいが転がっていたということなのです。

確証はないのですが、真珠に近づく男にストーカーが嫉妬して殺人をしたのではないかと話したそうなのです。

アラタは、そのときに警察に届け出ないのはおかしいと指摘。

また、今まで黙っていたのもおかしいと返します。

光一は、アラタにその部分を真珠から聞き出すように頼んでくるのでした。

また新しい情報が明らかになってきましたね。アラタは真珠に狙われていたのでしょうか?

 

夏目アラタの結婚ネタバレ3巻!

アラタは桃山に、沙菜に選んでもらったブラジャーを桃山に選んでもらったと嘘をついたことを伝えました。

ですが、桃山は今朝、真珠にブラジャーを差し入れしていたのです。

思わぬところでアラタが嘘つきになってしまっていました。

アラタは、真珠から24時間あったら2人で何をするかという宿題を出されていました。

それを沙菜に相談するアラタ。

2人が話している後ろに、たまたま真珠の担当の法務官が座っており、2人で絵を描くのはどうかと提案。

法務官は身分を明かしません。

生まれたままの姿を目に焼き付けるため、お互いを描くという提案でした。

アラタはこの提案に心を動かされたのです。

一方で、真珠はアラタを手助けしそうな若い女が誰なのか、考えていました。

光一に探りを入れさせるため、沙菜宛に手紙を渡すように指示する真珠。

沙菜は手紙を拒否しましたが、光一が真珠からの伝言を伝えると、アラタとのつながりがわかってしまうのでした。

その後、真珠はもうアラタには会わないと言っていると光一からアラタに伝えられます。

婚約不履行でアラタを訴えるとまで言っているとのこと。

そして共犯として、沙菜と卓斗の名前をあげる光一。

しらばっくれるアラタでしたが、沙菜の反応を説明します。

光一は、アラタが何か思惑があって真珠に近づいたと気づいてはいました。

ですが、真珠がアラタに興味を持ち、真珠を幸せにしてくれると思ったので知らないふりをしていたのです。

獄中結婚というのは、だいたい死刑が確定してから婚姻届を出すといいます。

ですが、真珠はこのような結婚に意味がないと思っているそうなのです。

控訴審までに婚姻届を出さなければ、真珠はアラタを訴えると言っているのです。

光一と別れたあと、沙菜から連絡が入りました。

誰かにつけられていると感じるということと、ポストにゴミが突っ込まれているということでした。

その後、桃山に真珠と結婚することになるかもと話しました。

憂鬱そうなアラタでしたが、どうせ死刑になるから手間をかけて離婚することもないとメリットもあるのだと考えるようになります。

真珠の指示通りに白のタキシードを着て真珠の元へ向かうアラタ。

沙菜のことは、遺体発見のあとに知り合ったと説明。

そして、自分の筆跡で書いた婚姻届を真珠に突きつけました。

名前を書いたらすぐに役所に出すと。

真珠は涙を流して喜ぶのでした。

真珠の笑顔は、まるで子供のような笑顔だったのです。

真珠は、実は今日すごく不安だったのだと言いました。

アラタの字で書かれていないと無効なため、手紙の中学生のような字で書かれていたら…と言うのです。

慌てていつもの手紙も自分の字だと言うアラタ。

そんなアラタに、そういうことにしといてあげると真珠は無邪気に笑いました。

そんな真珠をいて、アラタはつい良い女房になるのかもと思うのでした。

真珠は、部屋の隅っこに2畳分だけスペースをくれればずっとそこにいるし、アラタの邪魔にならないようにすると言うのです。

アラタはもっと主張していいと言いますが、真珠は誰かを殺したいなら手伝うと言ってくるのでした。

真珠の言葉で、人殺しだと言うことを確信するアラタ。

真珠は世界中を敵に回してもアラタの味方だと言ってくるのです。

アラタは真珠の言葉にグラッとこないこともないのです。

ですが、一見従順そうな言葉が、要求しないことで責任を放棄しているように思えたのでした。

それによって、自分にとってはもっとも重いタイプの女だと感じるのでした。

こうしてアラタは真珠と夫婦になりました。

卓斗に報告し、沙菜にも伝えました。

沙菜は家に上がるように伝えますが、それを断るアラタ。

この日は結婚初夜のため、満月を見上げながら真珠を思って眠ろうかと思うアラタなのでした。

そして控訴審当日。

アラタは以前会った藤田と遭遇します。

藤田は一審で汚いなりだったまたどれだけ汚くなっているのかと言ってきます。

世間一般でも、真珠のイメージは化け物なのです。

ですが、現れた真珠は清楚なワンピースに身を包んだ可愛い女の子になっていました。

裁判官に名前を尋ねられた真珠は、先月結婚して夏目真珠だと名乗りました。

傍聴席はざわつきます。

藤田はアラタを見つめます。

そして裁判官から住所を尋ねられた真珠。

焦るアラタ。

住所を言ってしまうと、自分が結婚相手だと言うことが特定されてしまうのです。

ですが、真珠は住所不定だと答えました。

そのまま控訴審は始まりました。

真珠は殺人罪について無罪だと答える光一。

光一は、事件当時に被害者と見知らぬ男が争っていたのを目撃した証人を呼ぶこと、そして真珠の供述を聞くことを訴えました。

次回、証人と被告人の取り調べが行なわれるということが決定。

裁判官が閉廷と言う直前、今なぜ話す気になったのかを話したいと真珠が話します。

一審では、中途半端に何か言うよりも黙秘した方が弁護しやすいと年配の弁護士に言われたのだと説明。

そして、なぜ気が変わったのかというとアラタに目を向け、夫が守ってくれるからだと答えました。

閉廷後、アラタは藤田に付きまとわれます。

面倒に思うアラタでしたが、今後傍聴の抽選に漏れてしまっても聞き出せるようにするため、藤田に自分が旦那であることをカミングアウトしました。

一方光一は一審のときに真珠を担当していた竹中に会っていました。

竹中は、黙秘は勧めたがそれは自分の本意ではなかったと言います。

そして、真珠はすぐにでも起訴されたいと言っていたのだと言います。

死刑になってもいいと話していたのです。

光一は、真珠に面会をしに行き、何をそんなに急いでいたのか、何を待てなかったのかと聞くのでした。

とうとうアラタと真珠が結婚しましたね!まだまだ謎が多すぎて、先が気になります!

 

夏目アラタの結婚ネタバレ4巻!

アラタは、真珠が連続殺人を起こした動機を知るために、真珠がいた養護施設の園長に連絡を取りました。

当時太っていたこともあり、さらに勉強もできなかったためいじめられていたと言います。

真珠なりに闘えるようになったということが殺人事件だったのかもしれないと考えるアラタ。

園長は、真珠は歌がうまかったと話しました。

人前では歌ったことはなかったのですが、一度だけ口ずさんでいるのを聞いたのでした。

母親以外にも誰か面会に来なかったか、誰かを待っている素振りはなかったかと園長に聞くアラタ。

園長はそのようなことはなかったと言いました。

一方、光一は桃山に真珠が早く起訴されたがっていたと言うことを話していました。

光一は、真犯人が父親で、庇っているのではと考えていました。

桃山に、真珠に会って真実を聞いてほしいと頼むのでした。

桃山は、真珠に面会に行きました。

真珠の笑顔を見てやはり良い子なんだと思う桃山。

真珠はアラタとの結婚式のときに、自分の友人席に座って欲しいと伝えます。

桃山はお父さんは呼ばないのかと探りを入れてみます。

急に顔が険しくなる真珠。

嘘がつけない桃山は、光一が真犯人が父親ではないかと思っていることを伝えます。

真珠は涙ながらに父親を見捨てられるかと訴えました。

そんな様子を光一に伝える桃山。

光一は真犯人が父親なのだと確信するのです。

一方アラタは、昔児相で真珠を担当していた職員に真珠の母親について尋ねていました。

真珠の母親は普通であったと話す職員。

ですが、学校には行かせず歯も治療させなかったと言うのです。

そして真珠にはカロリーの高いものを食べさせていたのだと言います。

それは、太らせてわざと見栄えを悪くし、変な男に目をつけられないようにしていたのかもと職員は言いました。

その後、光一から真犯人は父親であり、真珠は庇っていたということを聞かされました。

真珠に面会に行くアラタ。

真珠に、庇っていたのが母親なら信じたかもとアラタは言います。

自分の母親は歌なんて一度も歌ってくれなかったと。

すると真珠は嘔吐し、母親を殺してやりたかったと泣きながら言うのでした。

後日、週刊誌に品川ピエロの夫は公務員のNさんと載ってしまいました。

迷惑をかけないように、児相を辞めると所長に宣言します。

万が一にも、真珠が無実である可能性はないかと聞かれますが、それはないと答えるアラタ。

所長は真珠と別れることを勧めるのでした。

アラタが帰宅すると、真珠からの手紙が届いていました。

そこには、歌うことにトラウマがある、それを誤魔化すために歌おうとして吐いてしまった。

そして秘密をアラタに知って欲しいが怖いという内容が綴られていたのでした。

それには離婚届が同封されていました。

アラタはその離婚届を破るのでした。

第二回の公判期日、この日の真珠は女子高生のような制服に身を包んでいました。

藤田は過去の真珠を再現して、これならストーカーが付くのも仕方がないと思わせるのが狙いだとアラタに話しました。

アラタは、真珠がアラタを探さないことにヤキモキしていたのです。

今回、新たに証人が召喚されたのです。

現場の近くで路上生活をしているという男でした。

3人目の被害者と何者か、「X」との争いを見ていた人物でした。

真珠は、実習先だった病院に、ストーカーの男が熱中症で運ばれてきたことがきっかけでストーカー被害に遭い始めたと話しました。

その男から、母親の名前は品川環と言うんじゃない?と言われたのです。

そのときは怖くて否定したものの、名前は合っていたのです。

そのあともしつこかったことから、もしかしたらこの人が父親なのかもと思ったとのことなのでした。

真珠は病院から薬を盗みました。

それは、父親を殺すためだったのだと言います。

名前は三島 正吾で、入院記録もあるようなのです。

それではストーカーだったという証拠にはならないと検察側は反論。

ですが、三島は環と赤ん坊である真珠が写っている写真を持っていたのです。

その後、三島は真珠と暮らすことを提案。

お小遣いをせびり、体の関係を強要してきたと言うのです。

真珠はそれでも父親を殺すことができず、薬は自分に使いたいと思っていたのでした。

死にたいと思っていたのです。

死刑でいいという真珠に、前回の法廷で夫に勇気をもらったと言っていなかったかと裁判長は尋ねました。

真珠は週刊誌に書かれ、迷惑しているようなので離婚届を送ったとかえしました。

ですが、アラタは咳払いで自分がいるとアピールしました。

それに気づき、喜ぶ真珠。

裁判長は、真珠の演技力は怪物だとメモをするのでした。

法廷は一旦休廷。

戸籍に記載されていない父親に会ったというのは事実だが、性的虐待は嘘ではないかと思っているのでした。

審理は再開され、真珠は最初の事件当日の自分と父親の行動を話します。

真珠は周防英介と待ち合わせしていたとのこと。

ですが、待ち合わせに7時間経っても来ないため帰宅。

すると、父親が英介を解体しているところを目撃してしまったとのことなのです。

そして遺体の一部を父親に指示され埋めに行った、そのあとのことは覚えていないと言うのでした。

三島正吾の所在確認や捜査がさらに必要とされ、公判は閉廷。

真珠はアラタに結婚指輪が欲しいアピールするのでした。

父親が見つかり真実がわかれば、真珠の嘘はすぐにバレてしまう。

なのになぜこんなに落ち着いているのかを考えるアラタ。

真珠の部屋に残されていた血痕について思い出し、父親はとっくに殺してしまっていたのかもと考えつくのでした。

真珠の母親や父親についてが少しずつ明かされていきましたが、何が嘘で何が本当かわかりませんね。真珠の演技がどこまで演技なのか、気になりますね。

 

夏目アラタの結婚ネタバレ5巻!

アラタは、光一に真珠が父親をすでに殺している可能性があることを話しました。

光一は、父親が彼女にまとわりついていたということは事実だと言うことを裏付けまで取ってあるとのこと。

それに対し、アラタは自分から真珠を奪う覚悟はあるかと尋ねました。

アラタは真珠を無実だと思っていません。

一方、光一は真珠を無実だと信じているため、相手として相応しいのではと思ったのです。

ただ、光一は真珠が父親から性的虐待を受けていたのは嘘だと感じていました。

アラタも信じていないんだろうと言われますが、アラタ自身はそういう訴えがあったときは、その子がどんな子であろうと信じることから始めるのだと言うのでした。

この光一とのやり取りから、アラタは真珠には自分でないとと思うのでした。

アラタは真珠との面会に行き、離婚届を見せ2度とこんなものを送ってくるなと言います。

真珠は取っておけばいいのにと言いつつ、自分の証言についてどう思ったか尋ねます。

アラタは、父親についての証言はすべて信じると答えました。

真珠はアラタに、父親はどんな人だったかを尋ねました。

アラタの父親はアラタが小3のときに亡くなっており、若いままだといいます。

でも真珠は自分と一緒に歳を取ってくれるんだろ、止まった時間を動かして、とアラタ。

それを聞き、目の色を変える真珠。

自分が待っていたのはアラタなのだと話しました。

そして真珠は、ここにいたんだ真珠ちゃん探したよと言って欲しいとアラタにお願いします。

アラタはそのまま真珠に伝えます。

すると、涙を流して見つけてくれてありがとうと言うのでした。

アラタはそれを見て鳥肌がたちます。

そして手紙の字は自分ではない、だから待っていたのも自分ではないと言いました。

そのアラタの言葉は無視して、真珠は当時住んでいた場所について話し始めました。

住んでいたアパートの近くに小さな新築住宅が建築中だったと。

そして、その場所に2人目の被害者の足を埋めたと言うのです。

首のありかはまだ記憶が戻らないと言う真珠。

そして急に、出して!と暴れ出してしまいました。

面会はそのまま終了してしまいます。

警察が真珠の言う通りに調べると、足を発見。

それを見届けた帰り道に、アラタは光一に自分がタバコを吸うと真珠に話したことがあるかと尋ねました。

真珠の前で吸ったことはないのに、ヤニ臭いと言われたからだった。

光一は、話さなくても歯茎が真っ黄色だから喫煙者だとわかると答えました。

喫煙者の家にあるものはタバコの匂いがするようになるため、卓斗が書いた手紙からはその匂いがしなかった。

それによってアラタは、自分が偽物だと真珠にバレたのだと気がつきました。

ある日、アラタの元に東京地方検察庁の桜井という人物が尋ねてきました。

きた理由は、真珠から2回も遺体の隠し場所について聞き出すことができた人物がどんな人間なのか興味が湧いたからということ。

そして桜井は、桃山を見て、真珠の面会に2回きているということを確認します。

桃山と真珠が面会していることをアラタは知りませんでした。

怒るアラタでしたが、桃山は好奇心もあってと話しました。

桜井は、真珠のことを少女の皮をかぶった怪物であると言いました。

ですが桃山は児相で見てきた虐待されている子たちは怪物ではなく、救いを求めているということを話します。

そんな桃山を、真珠の術中にはまっていると思う桜井。

ですが、桃山は真珠のことを自分たちが思っている以上に本当のことを話してくれていて、嘘が下手だとアラタに言いました。

桜井は、足が見つかった2人目の被害者はかつて法学部に在籍し、司法浪人を3年やっていた人物だと話しました。

桜井は、真珠が薬物の知識や薬自体を手に入れるために看護学校へ行き、法律の知識を利用するため司法浪人に目をつけたのではと推理。

それを聞いたアラタは、2人目の被害者である相沢純也の父親に会うことにしました。

純也の部屋には、最初の被害者である周防英介と同じものがありました。

それはレオンという映画のDVDでした。

卓斗にも聞いてみると、父親はレオンが好きだったと言うのです。

卓斗の母親は、レオンに出てくるマチルダという女性とは真逆のタイプですが、一度誰かのことをマチルダっぽくすれば似合うと思うと言っていたことがあるとのこと。

卓斗は、その誰かは品川ピエロだったと思うというのです。

そして、自分も裁判に行きたいと言うのでした。

これを聞いたアラタは、卓斗をどうにか裁判に来させないようにしようと光一に相談。

ですが、傍聴に年齢制限はないと言われてしまいます。

そして第3公判期日、卓斗は傍聴席にいました。

さらに、真珠はマチルダのコスプレで登場しました。

そのコスプレの衣装は、卓斗が差し入れたものだったのです。

裁判長は、その衣装が法廷には合わないのではと弁護人に問います。

弁護人もそう思って真珠に言いましたが、これは遺族からの贈り物だと言うことで、真珠は裁判を愚弄していると取られてもいいと言ったそうなのです。

その遺族である卓斗とは、真珠は文通をしている仲なのだと光一は明かしました。

卓斗に優しい眼差しを向ける真珠を見て、真珠が他の男の方へ行くことが嫌だと感じているのかと自問自答するアラタ。

そして、三島正吾の実在が確認されたと検察官は言いました。

スクリーンに、三島正吾と品川環のツーショットが表示されました。

さらに、検察官はDNA鑑定をしたところ、三島正吾は真珠の父親ではないと言うことがわかったと言うのでした。

真珠の態度や演技に周りが振り回されていますね!三島正吾の正体も気になります!

 

夏目アラタの結婚ネタバレ6巻!

アラタは、三島正吾が実の父親ではなかったという事実を知り納得します。

真珠の母親である環は真珠の歌声が大好きだったといいます。

真珠の歯並びが変わってしまうと歌声が変わってしまうので、歯医者に行かないように真珠に念押ししていたとのこと。

そして、大量のパックご飯とツナ缶だけを置いて、長期で家を空けていました。

過去を思い返していた真珠は、写真を消してと叫び出しました。

アラタは環の行動について、色々考えているのでした。

休廷となり、アラタは卓斗を捕まえました。

真珠の今の見た目に騙されないように忠告しました。

そしてそのあと藤田と話しました。

真珠が卓斗に心変わりするのは嫌だと思ったが、それは幻滅という気持ちからであると吐露。

藤田は、いつからかアラタと真珠は本当の夫婦のようになっていると言いました。

法廷が再開され、光一は真珠の部屋にあった身元不明の血痕が三島正吾のものであると説明。

現場で暴行を受けたのだろうということでした。

その証拠が、三島正吾が真珠に対して強く執着していたことがわかると話す光一に対し、検察側はそもそも暴行をしたのが真珠なのではと反論しました。

ですが、バラバラ連続殺人事件と三島正吾の事件は手口が違うので、どちらも真珠が犯人であるとするのは無理があると光一は反論するのでした。

それを聞いたアラタは、三島正吾の遺体が発見され、他殺の証拠が上がれば真珠が有罪となると考えました。

心のどこかでは、アラタは真珠を失いたくないと思っているのです。

アラタにとって真珠は「好敵手」なのだと考えているのでした。

そんな法廷の中で、裁判長は環と真珠が本当の親子なのかということにも疑問提起を行いました。

一審からの資料と今ここにいる被告人の印象がどうも一致していないと言うのです。

検察側は、真珠が有罪であるという根拠をどんどん並べていきます。

そんな中真珠が、絞首刑は苦しいのか、と裁判長に尋ね出しました。

そして卓斗に向かって、卓斗の父親を殺したのは自分だと発言するのです。

アラタは自白してしまった真珠を見てもう終わりかと思いました。

藤田が、真珠が急に発言したため、不規則発言なため証拠にならないと説明。

光一は死刑になろうとした虚偽発言であったのではと真珠に言います。

ですが、真珠は今とても幸せだと言いました。

卓斗に会え、止まっていた時間が最高のタイミングで動き出したのだと。

そして、2年経ったからそれももう終わりだと付け加えました。

2年の意味を裁判長に問われても、真珠は死刑でいいとしか答えません。

そして、急にアラタに向かって走り出しました。

涙を流し、アラタに触れるのでした。

このように真珠が暴走を始めてしまったため、閉廷となりました。

その夜、アラタは自分の母である綾子を呼び出し、真珠の母親の環についての相談をしました。

綾子の意見としては、いい母親だと思われたかったからこそ、歯を放置し学校に行かせなかったとのこと。

そして、真珠を太らせた可能性はないかということでした。

さらに、男性関係が派手な環でしたが、男性を家に連れ込んではいないようでした。

また、児相に見つからないように頻繁に引越しをするという努力をしていたと言いました。

真珠の存在を隠したかったのではないかと。

綾子はアラタに3人も人を殺した女の頭の中身はわからないから、気をつけるように伝えました。

一方裁判長は、真珠の行動や言動はすべて演技であると考えていました。

色々な意味深な発言はこちら側にヒントを出しているのだと考えます。

真珠の考えとしては、誰か第三者に秘密を暴いてもらう必要があると考えているのだと裁判長は言います。

ある日、アラタは桜井から呼び出されていました。

アラタは真珠が用意している何らかの結論に向けて誘導されているように見えると指摘。

その結論は、真珠にとって有利なものではないかと言うのです。

今手を引かないと、命取りになると忠告します。

ですが、アラタは真珠から背中を刺されるくらいまでなら考えてると言うのでした。

その後、アラタはまた真珠の面会に。

真珠は自分が死刑になったら、お墓は母親の田舎がいいと言い出しました。

そしてお墓には真珠のマークを掘ってと言うのです。

アラタはそんな真珠の表情を見て、環のふるさとで真珠のマークが入ったお墓を探せ、というのことなのかと考えました。

そこから、真珠が環の実家の裏山に何かを埋めたのではないかと推測。

ですが、それはまだ見つかっていない首ではないと考えていました。

他の何かがあるのではと思ったアラタは、環の実家がある石川県七尾市に向かいました。

掘ってみると、スーツケースが埋められていました。

真珠がアラタに見つけて欲しいものが何なのかと考えながらスーツケースを開けたアラタ。

中身を見て、その場に尻もちをついてしまうのでした。

謎がわかってきたようで増えていきますね。真珠の両親が鍵となりそうです。

 

夏目アラタの結婚ネタバレ7巻!

真珠が埋めたものを見たアラタは、真珠のことがやっとわかったと呟きました。

真珠の知能指数が突然上がったことや、母親を愛する以上に憎んでいること。

何をずっと待っていて、卓斗の手紙に何を感じたのかということ。

そして環が何から逃げていたのかということです。

一方、光一は真珠との面会に来ていました。

真珠に、結婚はしないのかと尋ねられます。

もっと見通しが立ってからだと答える光一。

真珠は見通しを建てなくするために結婚するのだと思っていたと言うのでした。

場面変わってアラタは、真珠に聞きたいことがありました。

なぜ自分だけに秘密を打ち明けたのかということです。

ですが、石川から東京に戻るのに、面会時間には間に合わないようでした。

なので、アラタは所長を呼び出しました。

裁判に有利な事実を真珠に言われたまま掘り返したら、真珠にゴールまで誘導されていたのだと話します。

そしてなぜ3人の男性が殺されたのかがわかるような気がすると言います。

アラタは、その男性たちが真珠を哀れに思った心が真珠の自尊心を傷つけたことによって起きた事件なのではと推測。

そして、アラタ自身も哀れに思ってしまっていたのです。

その後、光一に呼び出されたアラタ。

光一にも、真珠に対して哀れだと思う気持ちがあったのだと話しました。

ですが、アラタのように嘘をついたり本音を出したりすることで、真珠の心を解いたのではと言うのです。

そして、真珠にアラタがいて良かったと言うのでした。

アラタは、真珠のことを哀れに思っているこの気持ちを隠すことが必要だと考えていました。

後日、袴を着て真珠の面会に行きました。

そして真珠の要望通りに、指輪も用意。

ですが、真珠の反応はあまりいいものではありません。

埋めたものを見たのに、警察に行かなかったのは自分に操られているのかもと思ったからかとアラタに問い詰める真珠。

アラタは憐れみのある目を向けます。

怒れよと言われると、真珠が本当は未成年だから怒らないと言うのです。

真珠に本当の誕生日を尋ねても、答えません。

真珠は本当にわからないようなのです。

21年前、環は三島正吾との間に子供ができましたが、籍は入れていませんでした。

環は女手一つでその子「真珠」を育てていたのですが、死なせてしまったのです。

アラタは、トランクの遺体がその子だろうと言います。

その後、環はもう1人産み、その「真珠」の代わりにすることにしたのだと続けます。

なので、今アラタの目の前にいるのは本当の「真珠」の妹なのだと話しました。

環はこの事実を隠したかったのだということなのです。

発育の遅れを誤魔化すために真珠を太らせ、歯の生え変わりで気付かれないように歯医者にも行かせなかったということです。

そして、幼少期の知能指数が低かったのも、年齢が下だったからだというのです。

アラタは真珠に、18歳なら受けられる支援もあると伝えます。

真珠は、アラタに対し、亭主として言うことはないのかと詰め寄りました。

同情も支援もいらない、夫婦だからヒントをあげたのだと。

アラタは、真珠に対して死にたいと思っているのかと尋ねました。

その後、光一にこの真実を話しました。

アラタは、警察に話して本当の「真珠」を供養したいと言いましたが、光一はDNA鑑定をしたいと話しました。

アラタは、真珠が全部終わらせてくれる人を待っているのだと感じながらも、心の底では生きようとしていると考えました。

そんなふうに、しぶとく生きようとする真珠が好きだと思うのでした。

そして、桃山にも真実を話しました。

桃山に、客観的に見て自分は真珠に惚れているように見えるのかと尋ねます。

真珠の内部にあるエネルギーに惹かれているという自覚はあるアラタ。

ですが、可愛いだとかやりたいと思うかと聞かれるとそれはないのです。

それを聞いた桃山は、愛だと言いました。

アラタは真珠を保護児童として見ていると言いますが、桃山は児相をやめればただの男女であると言いました。

辞めたっていいんだと諭します。

ですが、真珠にとってアラタは愛なんてないんだと答えます。

一方、光一は真珠に、死刑はなかったことになると思われる、と話していました。

法廷後に再逮捕になると思われると言うのです。

真珠は光一に、その日絶対に裁判所に来るようアラタに伝えてほしいと頼みました。

その後アラタは、真珠との面会に来ていました。

本物の「真珠」の遺体を通報したら、アラタにも共犯の疑いがかけられる可能性がありました。

そうなると、面会が制限されることになってしまうかもしれないということだったため、これが最後の面会になるかもしれなかったのです。

そしてその中で、アラタは真珠に人殺しだ、無罪だと思ったことは一度もないということを伝えました。

このアラタの言葉に、初めて言ってくれたと微笑む真珠。

真珠は赤い糸で繋がっていたのは本物の「真珠」だと話しました。

アラタは自分の妻は真珠1人だと話します。

すると、真珠は自分が呼ぶ声が聞こえたら来ることだけ守ってほしいと言うのでした。

その後、事実が検察庁にも伝わることになり、騒然とするのでした。

とうとう一つの真実が明らかになりましたね!真珠が本当は真珠ではなかったとは驚きです!

 

夏目アラタの結婚ネタバレ8巻!

アラタは、周防家にお線香をあげに行きました。

帰り道、沙菜から兄とは血が繋がっていなかったと明かされます。

そしてあの女は死刑になるかと尋ねられますが、その質問には答えられませんでした。

沙菜は子供がたくさん欲しいと言いますが、アラタはいらないと言います。

子供がいたら死にたいときに死ねないからと。

アラタは、生きる自由を縛られるより、死ぬ自由を縛られる方が嫌なのだと言いました。

そして、アラタは結局真珠と似たもの同士なのだと。

さらに、真珠がおそらく死刑にはならないであろうこと、自分は真珠の旦那だから2人では会わない方がいいことを伝えました。

その後所長と話すアラタ。

万が一真珠が出所したら問題はたくさんあると話します。

所長は子供のことを言いますが、アラタは作るわけがないと反論します。

ですが、結婚すらする気がなかったのに今しているじゃないかと所長は言います。

相手がそばにいたら、もしかしたら子供ができるなんてことになるかもしれないと言われるのです。

そんなときは、自分のことを父親と思って恥ずかしがらず、隠さずに話してくれと所長はアラタに伝えるのでした。

一方光一は、真珠との面会に来ていました。

アラタは、やはり共犯の疑いを持たれてしまったことで面会に来れなくなっていたのです。

真珠は、アラタがバイクに乗ると聞いたので次の公判にはライダースを着てバイクで来るように伝えてほしいと言うのでした。

そしてアラタに上告放棄書を出させてほしいと依頼します。

公判当日、アラタはライダースを着てバイクで向かうも、傍聴の抽選に漏れてしまいました。

光一は、上告放棄書を出してほしいので裁判所から離れないように伝えます。

そして法廷。

真珠はアラタと同じようにライダース姿で現れました。

検察側は、起訴時に真珠が20歳を超えていた証拠を用意できず、公訴は棄却。

真珠は、アラタが自分の秘密に気がついてくれたことに安心したと話しました。

そしてどうしても母親を人殺しだと言えなかったと言います。

自分を何者なのかと考えていましたが、今はアラタの妻である夏目真珠なのだと泣きながら話すのでした。

その後、公判は閉廷。

棄却されたので一審も二審もなかったことになったのでした。

1からやり直しになったということです。

裁判長は、この裁判を振り出しに戻すことが真珠の本当のゴールなのか、と考えていました。

夕方の17時、アラタは上告放棄書を提出。

そして今真珠を拘束している法的根拠を聞きました。

裁判長は、ないと答えます。

再逮捕の令状も出ておらず、真珠を縛っている法律は今現在、何もなくなったのです。

それにより、一旦保釈された真珠。

真珠はアラタを呼びましたが、その姿はありません。

拘置所に移動するといった警察官を振り解き、探しますがいません。

真珠は諦めかけますが、バイクのエンジン音が聞こえてきました。

アラタが来てくれていたのです。

真珠を後ろに乗せ、バイクを発進させるアラタ。

真珠は、誰かを待って初めて、誰かが来てくれたと呟くのでした。

砂浜に着いた2人。

真珠はアラタに目を瞑るように言いました。

真珠も目を瞑り、新たの匂いを嗅いでタバコの匂いだけじゃないと言いながら、アラタにキスをしました。

そうして2人は砂浜を後にします。

行くあてがなく、困ったアラタは藤田に連絡をしました。

そして藤田は快く泊まってもいいと言ってくれたのです。

2人きりがいいと真珠は言いますが、アラタは18歳未満かもしれない女の子と2人で寝るわけにいかないと思っていたのです。

アラタがお風呂に入っている間に、藤田は真珠にアラタは殺しちゃダメだと声をかけます。

いい人だから、という藤田。

真珠は答えず、ゴムはないのかと言い出すのです。

ないと言われると、一回だけならいいかと言ってのけるのでした。

なんと、真珠が一旦釈放されてしまいました!真珠はアラタと結ばれようとしているようですが、どうなってしまうのでしょうか?

 

夏目アラタの結婚ネタバレ9巻!

お風呂から上がったアラタは、藤田から一回ならゴムなしで大丈夫と言っていたことを伝えられます。

動揺するアラタ。

藤田は先にお酒を飲んで寝てしまいました。

真珠にも寝るように言いますが、真珠はアラタに抱きつき、誘ってくるのです。

真珠は、自分を抱いてくれないのは可哀想な児童として見ているからなのかと尋ねます。

アラタの本心はそうですが、口では否定します。

違うならどこまでできるのかを証明してほしいと真珠。

その誘いに乗ったアラタは、バイク置き場で真珠に触ることにしました。

真珠はセックスがしたいと言うのですが、アラタはそれはダメだと拒否。

真珠に好きだと伝えます。

どうしたら生きる力を与えられるのか、と考えるのです。

真珠に腕枕をして寝るアラタ。

アラタはこんな平凡な部屋で、夫婦を始められたら…と考えてしまうのです。

そのまま寝てしまったアラタ。

夜中に目覚めると、真珠の姿がありません。

不安に思いながら探すと、トイレに行っていた真珠。

トイレの扉越しに2人は会話します。

アラタは真珠の本当の父親にも会いたかったと言います。

真珠も会いたいと言います。

その手には包丁が握られていました。

翌朝、真珠とアラタが逃走したことはニュースになっていました。

アラタは藤田に迷惑がかからないように出ていくと言いますが、藤田は家にいていいと言います。

ですが、真珠は自分の父親に会いたいんでしょと、行こうと言うのです。

アラタは動揺し、本当の父親を知っているのかと尋ねますが、真珠は知らないから2人で探そうと言いました。

ですが、母親の携帯に塾の連絡先のようなものがあったと言うことで、塾講師か家庭教師ではないかと推測しているのでした。

卓斗の父親は、真珠が行きつけだった美容室の美容師だったようでした。

母親の携帯をもう一度調べたいと真珠。

そしてその携帯は、卓斗の父親の首と一緒に埋めたと言うのです。

藤田から変装道具を借りて出ていく2人。

真珠は藤田に抱きつき、ありがとうお父さんと言うのでした。

藤田の家を出た2人。

アラタは真珠に、どこまで計画していたことなのかと尋ねます。

2年待つ必要はなかったのではと。

真珠は、自分の誕生日も知らないが、どこかに出産時のカルテがあるかもしれないと言います。

カルテの保存義務期間は5年ですが、訴訟に備えて20年とっておいたりするようなのです。

2年待ったのは、カルテの破棄を待っていたのだと言いました。

アラタは自分はついでかと言うと、カルテがついでだと返しました。

2人はそうこうしているうちに携帯と首が埋められているお墓に辿り着きました。

とうとう卓斗の父親の首を見つけることができたアラタ。

警察に電話をしようとするアラタを止める真珠。

卓斗はこの首である山下の本当の子供ではないと言うのです。

前に山下に自分は子供を作れる体ではないと聞いていたのです。

山下は卓斗にどうしても愛情を抱くことができなったそうです。

ですが、子供を作ろうとしてもできないため、自分の体を調べたのだといいます。

子供ができたと言われて結婚したものの、自分は子供が作れない体だった。

つまり、卓斗は自分の子ではないのです。

ですが、卓斗は本当の父親だと思っているということなのでした。

それを聞いたアラタは、真珠が卓斗に見せた態度は、親の都合で振り回された同士の共感だったのだと思うのでした。

真珠が犯行時に太っていたのは、人を切るのには体重が必要だったと言います。

そして真珠は母親の携帯を見て、自分の実の父親は塾の先生ではなく生徒だったのかもと言います。

自分の父親を調べる真珠に、アラタはもっと真珠のことが知りたいと言います。

真珠はアラタに頭のいい子だと思われたかったから、色々話したんだと照れ出すのです。

アラタはそんな姿を見て意識してしまいます。

ですが、結局心のうちは出さないのだと思うのでした。

そのあと、喫茶店にて真珠は、母親の携帯に入っていた写真をアラタに見せました。

そこに写っていた男。

後ろ姿が光一に似ているのでした。

アラタはありえないと言いますが、真珠は前に桃山を使って父親について探りを入れてきたというのです。

アラタは光一に連絡を入れます。

逮捕状が出ていると知ったアラタは、弁護士に付き添われて出頭するというようにしたいといい、どこかで内密に会えないかと言います。

アラタは光一が、真珠の本当の父親だとは信じられないでいました。

真珠は実際に会って髪の毛を掴み、DNAを撮りにいくというのでした。

光一に負担をかけたいのではなく、父親かどうかを知りたいのだと。

その頃、アラタのバイクから藤田が警察に捕まっていました。

その報告を聞いた桜井は、すべて真珠の計画のうちだと部下に話しました。

最も軽い刑で社会復帰するのが最善策だと考えているのだろうと言います。

そして、このような計画を立てられたのは、犯行時に18歳以上だったからだと言うのでした。

光一は、警察をまいてアラタの前に現れました。

アラタは光一の髪を抜こうとしますが、避けられてしまいます。

真珠が光一の子供なのかどうかをはっきりさせようと光一に伝えました。

真珠は母親を知っていたのかと光一に聞くと、知っていたと答えました。

公園で出会った2人。

光一は母親である環のことを好きだったのです。

絶望していた環に、自殺なんてダメだ、娘はどうなるのだと説得したのだと言います。

当時まだ中学生だった光一。

アパートまで環を送りました。

部屋の中に入り、セックスはしたものの、その一度だけだと言います。

そして、一審の弁護団にも志願して入ったのだと言いました。

環の娘だからこそです。

子供の頃に真珠と会ったのも、環を探していたからだと言うのでした。

ですが、環には会えなかったのです。

荒んだ生活をしているみたいだったから会いたくなかったんだろうと真珠に言われますが、光一は環は最後まで綺麗だったと言いました。

そして自分の髪の毛を渡すのでした。

光一は、調べていくうちに真珠の出生について疑問に思うようになっていたのでした。

真珠は光一のせいで、自分が生まれてきてしまったんだ、責任をとってこの世から消せと詰め寄ります。

アラタはそれはできないだろうと言いますが、真珠は自分はやったと罪を認める発言をするのでした。

3人を殺したと自白した真珠に、もう弁護はできないと光一は言いました。

それならば親子鑑定をして死刑にしてくれと真珠。

そしてみんな死ね、と言い放ち、走り去ってしまうのでした。

アラタは真珠を追いかけます。

真珠が外に出て何をしたかったのか、それを聞くために。

そして、真珠が殺人を犯した動機が少しわかってきたと言うのでした。

なんと、光一が真珠の父親ではないかという事実が出てきましたね!!そして殺人の自白までしてしまいました。結局死刑になってしまうのでしょうか?

 

夏目アラタの結婚ネタバレ10巻!

アラタは光一に、これ以上首を突っ込まない方がいいと忠告します。

光一はなぜ自分が真珠の実の父親ではないかと気づいたかと聞いてきます。

アラタは光一に、環の携帯に入っていた写真を見せました。

光一はそれを見て、自分に会いにきてくれていたことを知って、真珠を見つけたときに会いに行けばよかったと泣き始めてしまうのでした。

そして、光一はとことんアラタと真珠に付き合うと決意するのでした。

アラタはなんとか真珠を探し当てます。

話しかけず、隠れて様子を伺います。

すると、沙菜が現れました。

敵意をむき出しする沙菜。

そんな沙菜に対し、真珠は兄と寝ていたんだろうと告げます。

そして沙菜の兄である英介との出会いや、英介が沙菜をどう思っていたかを話し出します。

それに対し沙菜は、英介を忘れられないのは真珠なのではと言い返します。

ですが、真珠はそれを否定するのでした。

それに納得のいかない沙菜。

さらに真珠の気持ちを問いただそうとするのです。

そのやりとりを聞いていたアラタは、真珠自身も気づいていない本心に気がついたのです。

愛した人を自分の手で殺してしまったことを真珠に自覚させたくない、させてはならない。

そう思ったアラタが、沙菜の言葉を遮りました。

真珠を連れ出し、2人で消えてなくなろうと言います。

真珠に生きることの素晴らしさを教える方法として、真珠の消えたいという希望を叶えてあげようと思ったのでした。

アラタは真珠を連れて、どうなってしまうのでしょうか!?2人は死んでしまうのでしょうか。

 

夏目アラタの結婚ネタバレ11巻!

アラタは真珠を連れて、消えてなくなろうとドライブに出ました。

その道中、アラタの母親である綾子と対面しました。

最期に母親に会って嫁を紹介し、さっさと去ろうと思っていたのです。

ですが綾子は、殺人犯をどうにかしようとしている息子、アラタを放っておくことができません。

さらに、他の女に息子を取られるような気持ちになり、独占欲が芽生えるのでした。

女同士で話をしようと真珠に言う綾子。

いつ警察が来るかもわからない状況の中、2人で話をします。

真珠は自分を殺したくないかと綾子に聞きます。

ヤバい娘だと思った綾子は、自分の結婚指輪を真珠に渡します。

真珠の気持ちを確認するためでした。

2人は争いになってしまうのでした。

そしてそのまま、アラタと真珠は死を覚悟したドライブに行くのです。

車中、真珠は新たな事実を語るのでした。

とうとう死を決意してしまったアラタ。このまま自殺という道を選んでしまうのか、とても気になります!

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まとめ

これまで”夏目アラタの結婚ネタバレ!最新話までのあらすじをご紹介!”のテーマでお伝えしてきました。

アラタが真珠にプロポーズをしてから、目まぐるしく真実が錯綜しているような印象ですね。

アラタと真珠という奇妙な絆で結ばれた2人は、最終的にどうなってしまうのかとても気になります。

先が気になる方はぜひ、「夏目アラタの結婚」を読んでみてくださいね。

それでは今回は、”夏目アラタの結婚ネタバレ!最新話までのあらすじをご紹介!”と題してお届けしました。