「高校生のわたしが精神科病院に入り自分のなかの神様とさよならするまで」の最終回までのネタバレを知りたい!
「高校生のわたしが精神科病院に入り自分のなかの神様とさよならするまで」の最終話・結末が気になる!
本記事では、こんな方におすすめの内容となっています。
『高校生のわたしが精神科病院に入り自分のなかの神様とさよならするまで』は、自分の中の神様に振り回されていくもつおの作品です。
今回はそんな『高校生のわたしが精神科病院に入り自分のなかの神様とさよならするまで』の最終回までのネタバレと最終話・結末についてご紹介していきます♪
Contents
『高校生のわたしが精神科病院に入り自分のなかの神様とさよならするまで』作品情報
作品名 | 高校生のわたしが精神科病院に入り 自分のなかの神様とさよならするまで |
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作者 | もつお |
ジャンル | 女性マンガ |
レーベル | コミックエッセイ |
『高校生のわたしが精神科病院に入り自分のなかの神様とさよならするまで』を無料で試し読みしたい方は、レタスクラブで読むことができます。
作者のもつおさんの実体験を描いたリアルな作品と言うこともあり、SNSなどでも大きく話題になった作品ですよね!
また、家族視点で描いた続編の『高校生の娘が精神科病院に入りバラバラになった家族が再び出発するまで』も販売されていますので、気になる方はぜひチェックしてみて下さい!
高校生のわたしが精神科病院に入り自分のなかの神様とさよならするまでのあらすじ
女子高校生であるもつおの中に、ある日神様が現れます。
神様の命令に従わなければ不幸なことが起きるため、もつおはどんなに嫌なことでも神様の命令に従うようになりました。
神様の命令で触りたくないものを何度も触ったり、食事が出来なくなっていくもつお。
そんなもつおに、周囲の人も振り回されていき…?
『高校生のわたしが精神科病院に入り自分のなかの神様とさよならするまで』最終回までネタバレ!
登場人物
もつお
作品の主人公であり、漫画の作者
平凡な高校生
両親と姉と共に暮らす
ネガティブな思考になりやすかったある日、神様が現れて…?
ここからは『高校生のわたしが精神科病院に入り自分のなかの神様とさよならするまで』ネタバレを含みますので、ご注意ください。
ネタバレ1話
高校1年生の頃のもつおは忙しい日々を過ごしながらも、それなりに充実していました。
ただ友人の負の感情には敏感で、自分の悪口を言われているかもしれないと考えると酷く悩んでしまう性格だったもつお。
それでも、高校生として普通の日々を送っていました。
ただ、気分が落ち込んでいたある日、もつおはベンチを触れば明日のテストは最下位じゃないかもしれないなんて思いつきます。
その瞬間、頭の中の声は大きくなり、もつおに強引にベンチを触らせてきます。
すると、ベンチを触ったもつおは少しすっとした気分となり、翌日のテストも最下位を取ることはなかったのでした。
ネタバレ2話
もつおは学校生活の中で、誰かの悪口に敏感でした。
次第に自分がその悪口の対象にされているんじゃないかと考えるようになり、不安でたまらなくなるもつお。
すると、もつおはもやもやとして苦しくなってしまうのでした。
そんなとき、もつおの頭の中でまた声が聞こえます。
もつおが聞こえる声の命令に従うと、なぜかもつおの中にあった不安も消えていきます。
そうして暫く同じような出来事が続き、もつおは頭の中から聞こえてくる声を神様と呼ぶようになったのです。
ネタバレ3話
もつおのなかで、神様の言葉に従うと自然と良い方向に進むといったことが続きました。
この頃、もつおは進路にも悩んでおり、父親が開業医であるもつおは親の希望で医者の道に進むように強要されてしまいます。
しかし、もつお自身は勉強が苦手で、親の命令に従って過ごすのも不安で…結局もつおは進路希望で親の望む医学部への進学を希望しませんでした。
結果的に自分が何をしたいのか分からなくなり、もやもやとした日々を過ごすもつお。
そんなもつおには様々な声が聞こえるようになり、不安を和らげるために神様の命令に従う行為も段々と多くなっていくのでした。
ネタバレ4話
もつおの中で段々と神様の声が大きくなっていました。
触らなければいけないものが増えていき、友人や家族たちから変な目で見られているんじゃないかと気にするようになるもつお。
そんなもつおですが、神様には触る順番なども指定されており、途中で中断してしまった場合は最初からやり直さなければならないのでした。
更に、もつおは最近神様の言葉を意識するようになったことから、友人たちとの間で少しずつすれ違いが起こってしまいます…。
ネタバレ5話
神様からの命令は更に増えていきます。
ふと見かけたポスターを再度確認するような命令だったり、火の元を必ず確認するものだったり…と、もつおは様々に振り回されます。
更に、その数は日に日に増えて行っている気がしていました。
神様の命令をこなすだけで疲れてしまい、塾や習い事をサボるようになったもつお。
一度母親に相談しようとしたこともあったものの、神様には口止めされてしまうのでした。
ネタバレ6話
もつおは神様から、新しく食事をするなと命令されました。
元々食べることが好きだったもつおにとっては辛かったものの、神様の声は頭の中でずっと響いていることもあり、段々と食欲がなくなります。
親には酷く怒られましたが、今度はバレないように噛んだ後に吐き出したり、トイレでこっそり嘔吐していたもつお。
神様から禁止されるのは殆どが固形物のため、ジュースや具のない味噌汁などを飲んで過ごしていました。
そんな時、母親はもつおを心療内科へと連れて行って…?
ネタバレ7話
もつおは女子高に通っていましたが、女子ならではのトラブルもあり…中学の頃から今までに2度ほに友人たちに無視される期間がありました。
無視の対象者はリーダー格のメンバーによって指定されることが多く、もつおも段々と上手く立ち回るようになります。
ただ…もつおは学校で食べ物を吐いている今の状況が、周囲に知られて噂されているんじゃないかと恐怖を感じるようになりました。
友人たちの些細な言動が気になるようになり、不安で押しつぶされそうになるもつお。
そのうち、もつおの中では食事したら嫌われるとえるようになってしまうのです。
ネタバレ8話
もつおが食事を摂らなくなって、段々と体はおかしくなっていきます。
体力がなくなり、毎日体もだるく疲れる日が多かったもつお。
とうとうもつおは摂食障害の診断を受け、学校に診断書を提出しました。
しかし、もつおは神様の命令を聞いているのだから、自分は病気ではないだろうと感じていました。
ですが段々と体調は悪くなる一方で、習い事も塾も辞め、学校すらも殆ど行けなくなってしまうのでした。
ネタバレ9話
痩せ続けるもつおを診断した医師は、もつおに経口栄養剤と便秘を良くする浣腸を処方しました。
しかし、神様からは「飲むな」と経口栄養剤を飲むことを否定され、今までは許可があったはずのジュースやスープまでも禁止されます。
神様に逆らうことは出来ず、父親に怒られていたとしても食べることができなかったもつお。
浣腸をし、更に体の中を軽くして体重が減ることで、神様の命令を達成できたとホッとするのです。
そうしているうちに、生理がこなくなったり、抜け毛が増えるようになったりと…もつおの体は不調になっていき…?
ネタバレ10話
今までは人目を隠して、神様の命令通りに物を触っていたもつおですが、このころから人前でも辞められずに物を触ることが増えました。
この行為は強迫性障害だと診断がつきましたが、具体的な治療法はなく、少し行動が落ち着くような薬が処方されるのでした。
そんなある時、母親がもつおのことを無視するようになります。
後から話を聞くと、父親が”母親がもつおを甘やかしたのが悪い”と話したようだとわかりました。
家族に責められることも多くなり、無理やり食べさせられて傷つくことも多かったもつお。
次第にもつおは家族とも距離が出来ていき、信じられるのは神様だけになってしまったのです。
ネタバレ11話
もつおは神様から食事を禁止される中で、0キロカロリーの食べ物であれば罪悪感なく食べられることに気付きました。
神様からは1日1個までと命令されるものの、それでも食べられるものが増えたことに少し安心していたもつお。
しかし、もつおはある時0キロカロリーは、5キロカロリー以下のもの全てを表したものだと知り恐怖を感じます。
カロリーを取ってしまったことでパニックになるもつお。
そうしてもつおの体には様々な不調も現れ始め、精神病院への入院を勧められてしまうのです。
ネタバレ12話
精神科病棟への空きが出るまで待っている間、もつおはいつものように自宅で過ごしていましたが…段々と神様からの制限も多くなります。
何を触るのにも順番があるため、家族と共同のお風呂やトイレは迷惑がかかるからと入らなくなるもつお。
しかし、母親以外の父親や姉はもつおが拒食症だとしか理解していないために、どうしておかしな行動をするのか理解していません。
そんなことから、時にはもつおを精神的に傷つけてくることもあり…余計にもやもやした感情が多くなるもつお。
神様の命令を聞いているのに辛い…と少しハッとする日もあったものの、結局は神様の言葉に従ってしまうのでした。
ネタバレ13話
この頃、もつおは0カロリーのゼリーすら食べることに罪悪感を感じ始め、とうとう食べることを辞めてしまいました。
1日のうち朝と夜に紅茶だけを飲み、あとはひたすら寝て過ごすことが多かったもつお。
次第に神様の命令を聞くのが辛く、死にたいとすら思ってしまいます。
そんなある時、もつおはバランスを崩してお風呂上がりに倒れて、花畑で過ごす夢を見ました。
母親にすぐに呼びかけられて戻ってきたものの…もつおは自分が一歩間違えば死にそうだったんじゃないかと気づきます。
その瞬間、もつおは死ぬのが怖いということに気付き、食べられるものをまた1から少しずつ探っていくのでした。
ネタバレ14話
とうとう病院に空きができ、もつおの精神科への入院が決まりました。
もつおは嫌がりましたが、医者も母親も強引にもつおの入院へと進めてしまいます。
もつおは家族に見放されるような錯覚を感じ、必死に神様の命令に従いました。
しかし…神様の命令に従ってももつおの入院は決まってしまい、もつおは神様に不信感を抱き始めます。
そうして入院生活が始まり、もつおは段々と神様の命令を無視するようになり…?
ネタバレ15話
もつおは病院で行動療法という名の治療を行っていました。
最初はスマホもなく、毎日ベッドの上で過ごすだけですが、体重が増えることで行動の制限が解除されていきます。
もつおはそんな状況の中で神様の命令を聞かずに食事をし、少しずつ自由を手に入れていきました。
久々に学校にいく機会があり、友人たちが優しくしてくれたのももつおにとっては嬉しなことでした。
精神科の看護師や、同じ病気の患者たちと過ごす中で段々と前向きになれたもつお。
このころ、もつおはようやく自分は病気なんだと向き合うことができたのです。
ネタバレ16話
もつおは段々と神様の声を無視するようになっていました。
今では神様の命令する声も小さくなり、少しずつ体重も増やせるようになっていたもつお。
そんな中でもつおは、同じく病院で治療する患者のMさんの言葉が気になります。
Mさんは退院するのが怖いと話し、以前退院した際に過食や嘔吐を繰り返してこの病院に戻ってきたのだと教えてくれました。
Mさんの言葉を聞いて、今後の自分が少しだけ不安になるもつおですが、体重が少しずつ増えていき、経過も良いもつおには退院の話をされて…?
ネタバレ17話
2カ月の入院の後に、もつおは退院が決まりました。
病棟の看護師やMさんなどの仲良くしてくれた患者さんたちにも挨拶したあとに、少しずつ元の生活に戻る努力をしていったもつお。
段々と学校にも通えるようになり、部活に行くことも出来たりと良い方向へと進んでいきます。
しかし、もつおの食べる量は少しずつ増えていき…もつおは体重が増えることに強いショックを感じていました。
そうしてある時我慢できなくなり、もつおは食べたものをまた吐くようになってしまったのです。
ネタバレ18話
もつおは段々と過食嘔吐を続けるようになります。
しかし、この時なぜか神様はどれだけ望んでももつおの前に現れなくなっていました。
時々、罪悪感が強い嘔吐の瞬間に神様の声が聞こえることはあるものの…それ以外は一切、神様からの命令を聞くことは無くなっていたもつお。
学校もまた休みがちになり、家では食べてすぐにトイレに向かう生活が続きました。
そんな中では、もつおは神様に現れてほしいと願うこともあり…?
ネタバレ19話
高校3年生になって周りが受験や進学でドタバタとしている中、もつおは進みたい進路が分からずにもやもやしていました。
そんな中、とある美大の説明会で将来は絵が描きたいのだと分かったもつお。
もつおはその日から努力を続けるようになり、時々過食嘔吐をしてしまうものの、それでも受験に向かって努力を続けることができました。
そうして、もつおは念願の大学に合格することができました。
もつおの高校生活はそうして無事、過ぎていったのです。
ネタバレ20話
もつおの大学生活が始まります。
最初は過食嘔吐を続けていたもつおですが、毎日が忙しく吐く暇もないほどにバタバタする日も多いのでした。
更に食事しても体重が増えていないことから吐くことを辞めるようになり、少しずつ食事も増えていったもつお。
大学では自分の描いた絵が認められることもあり、毎日の生活に充実しているのでした。
『高校生のわたしが精神科病院に入り自分のなかの神様とさよならするまで』最終話の結末どうなる?
『高校生のわたしが精神科病院に入り自分のなかの神様とさよならするまで』の最終回の結末は、もつおは神様に出会えて良かったと前向きになれた!
ここからは最終回について
- 神様に感謝するもつお
- 神様はそもそも何者?
気になった2つのポイントを順番に紹介していきます。
神様に感謝するもつお
大学生活が上手くいっている頃、もつおは神様に出会えたことを感謝していました。
というのも、神様と出会って病気になっていなければ、自分の好きなことを見つけられなかったかもしれないと感じたからです。
そもそも、もつおは幼いころから絵が好きでしたが、より打ち込むようになったのは入院生活中に行動制限で暇な時間が多かったときです。
絵を描いて時間を潰すようになり、それがいつしかもつおのやりたいことに変わっていきます。
最後は病気のことも神様のことも考えられるもつおが凄いなぁと感じました!
神様はそもそも何者?
もつおの中に現れた神様は一体何者だったのか?
それは作品のラストのエピローグで詳しく解説されていました。
ここはぜひ本編を読んで楽しんでほしい部分でもあります!
作者のもつおさん自身の体験談と言うこともあり、凄くリアルでドキドキさせられる作品でした!
まとめ
ここまで、『高校生のわたしが精神科病院に入り自分のなかの神様とさよならするまで』最終回までネタバレ!最終話の結末がどうなるのかご紹介!について記事にしてきました。
『高校生のわたしが精神科病院に入り自分のなかの神様とさよならするまで』は作者のもにおさんの体験談を描いた作品ということで、凄くリアルでハラハラする内容でした。
本編後の作者のあとがきも色々と考えさせられる内容であり、読むのをおすすめします!
家族視点の続編作品『高校生の娘が精神科病院に入りバラバラになった家族が再び出発するまで』も販売されていますので、気になる方はチェックしてみてくださいね!
それでは今回は、『高校生のわたしが精神科病院に入り自分のなかの神様とさよならするまで』最終回までネタバレ!最終話の結末がどうなるのかご紹介!と題してお届けしました。