『みんな、ボドになった』のネタバレを知りたい!
『みんな、ボドになった』の最終回の結末が気になる!
本記事では、こんな方におすすめの内容となっています。
「みんな、ボドになった」は、恐ろしい因習の残る村での出来事を描いた作品です。
今回はそんな「みんな、ボドになった」のネタバレや最終回・結末について紹介していきます♪
Contents
『みんな、ボドになった』作品情報

作品名 | みんな、ボドになった。 |
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作者 | 唐草ミチル / 夏目晶 / peep |
ジャンル | 青年マンガ |
掲載誌・レーベル | コミックNOAN |
『みんな、ボドになった』は夏目晶さんが原作の作品であり、peepで連載されていた小説版作品をコミカライズ化した作品になります。
気になる方はぜひ、原作小説の方もチェックしてみてください!
あらすじ
母親から、休暇には絶対に実家に帰省するよう煩く連絡を受けた沙織。
そんな沙織は地元の鬼夜沢村に帰りたくないと感じているものの…実家に残している妹のことが心配で、帰省をすることにしました。
沙織の母親は、沙織が24歳になる年は特に大切だと考えており、必ず村のボド祭りに参加するように告げます。
しきたりや祭りなど、この村には古臭い因習が残っていて…?
『みんな、ボドになった』ネタバレ!

登場人物
帰村井 沙織(きむらい さおり)愛称:オリガミ
現在は上京し、洗剤などの研究職をしている
幼いころから村を出たいと感じて、努力して勉強していた
村では沙織の家の人間に対して、嫌な視線がいつも向けられていた
下東家 百一(しもとうげ ももかず)愛称:モイチ
沙織の同級生
上京し、服の生地を作る会社にいる
鬼夜村の寺の息子
ここからは『みんな、ボドになった』ネタバレを含みますので、ご注意ください。
みんな、ボドになった ネタバレ1話
沙織は母親から何度も連絡を受け、仕方なく地元の鬼夜沢村に帰省しました。
母親は沙織が24歳になる今年は、村で行われるボド祭りに絶対に参加するべきだと考えており、沙織が帰らなければと不安で夜も眠れないほどでした。
そんな中、沙織は地元で同級生の百一に再会します。
百一は以前よりも男前に成長しており、少しドキドキする沙織。
2人の会話はこの村で行われるボド祭りになりますが、沙織に対して周囲から向けられる視線は冷たくて…?
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みんな、ボドになった ネタバレ2話
2話の注目したい人物
*この村では一部を除いて殆どの人が同じ苗字
上東家 幸信(かみとうげ ゆきのぶ)
沙織の同級生であり、この村の村長の息子
沙織に対してとある思いを抱えているようで…?
帰村井 清太郎(きむらい せいたろう)愛称:名人
不登校でそのまま引っ越してしまった人物
小学生時代は酷く太っていたため、容姿がガラッと変わっており驚く
帰村井 秋穂(きむらい あきほ)
沙織の同級生であり、現在は学校教師として地元に残る
帰村井 源吾(きむらい げんご)
沙織の同級生であり、現在は酒屋を継いで地元に残る
百一から、この村の言い伝えを聞かされる沙織。
村に伝わる言い伝え
- この村で悪さをしたものは、手足に真っ黒な泥を塗られる
- これはケガレの証であり、ボド様によって必ず見つかって殺される
そんな話に気持ち悪さを覚えた後、沙織たちは同級生たちと顔を合わせました。
ですが沙織は突然、この村の村長の息子である幸信に呼び出され、どうして帰ってきたのかと責められます。
早く村から出ていくように言われる沙織ですが、幸信がそんな風に告げる理由は分からないままなのでした。
その後、沙織と百一、幸信、秋穂、言語、清太郎が集められ、今後行われるボド祭りについて地区長から説明を受けました。
ボド祭りについて
- この村では24歳で成人と認められる
- 成人への通過儀礼が、このボド祭り
- ボドは人々の穢れを集め、沼へと運んで行ってくれる神様である
→そのため村の人々は、ボドに泥を投げる - 祭りではこのボド役を成人になった沙織たちが行い、各家を回る
- 衣装と鬘(かずら*かつらのこと)、卒塔婆面(そとばめん)がそれぞれに配られる
→お面は湿気に弱いため、使わないときは必ず布を撒いておくように言われる
その後、沙織たちは必ず守らなければいけない決まりを告げられました。
祭りに参加する者の決まりについて
- ボドに扮したら、必ず仮面を取ってはいけない
→ボド同士でも正体がわからないようにする - ボドに扮した後は、声を出して話してはいけない
- 祭りの3日間は絶対に逃げ出してはいけない
決まりを守らなければ罰があるとも笑いながら話す男の言葉に、沙織は気味悪さを覚えるのでした。
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みんな、ボドになった ネタバレ3話
3話の注目したい人物
実里(みのり)
沙織の妹
沙織が村を出て、大学に行くのを応援してくれた
罰が与えられるなんて地区長の言葉を気味悪さを覚えていた沙織。
そんな中、清太郎は3日目についてだけは何にも告げられなかったと違和感を覚えたようです。
しかし、清太郎がそのことを他の人たちに尋ねても、百一や幸信は突然誤魔化すように話をするだけです。
そんな様子に、英語で何かつぶやく清太郎。
沙織は清太郎が”3日目になりかある”と英語で話していたことが、気になるのでした。
一方で、沙織はちょうど迎えに来た母親と共に、一度実家に戻ることにしました。
しかし、久々に見た実家は想像を絶するレベルで…?
みんな、ボドになった ネタバレ4話
母親が沙織に伝えたこと
- 家が真っ黒に塗りつぶされたのは、妹の実里が失踪してから
- 実里はいつも通りに学校に行くふりをして、姿を消した
- 母親はすぐに警察に届け出たが、警察からはもう帰ってこないと言われた
- その日から、誰かによって家が黒く塗られた
母親はこんな状況でもあるため、沙織が参加するボド祭りでは絶対に失敗が出来ないと感じています。
一方で沙織は、妹の実里が失踪したのにも関わらず母親が沙織に何も知らせず、祭りがあるからと頻繁に連絡を掛けてきていたことに違和感を感じました。
母親がどうしてこんなにも村に固執しているか分からない沙織。
そんな中、家にはとある人物がやってきて…?
みんな、ボドになった ネタバレ5話
沙織の家にやってきたのは百一であり、少し話がしたいと沙織を連れ出してくれました。
いつもは「ハズレ」の帰村井として、村人たちにも蔑まれていた沙織。
ですが、百一と一緒にいる今は、まるで別人のように接してくれます。
そんなことから余計に、沙織はこの村での身分制度を嫌に思うのでした。
鬼夜沢村の身分制度
- 上東家や、下東家は特別
- その下に帰村井の名字を持つ人々がおり、更に下が「ハズレ」の帰村井
→住む場所も村はずれの沼の匂いが酷い場所
百一は沙織の家のことも気にかけていたようで、沙織には直接自分の元に嫁がないかと告げてきます。
そうすればきっと、今のような酷い扱いを受けることは亡くなると話す百一。
しかし、沙織は百一の言動に少し違和感を覚えるのでした。
みんな、ボドになった ネタバレ6話
用事がある百一が先に帰った後、沙織にさっき買ったクレープ屋の店主が近づきます。
クレープ屋の店主は幼いころから多くの人が沙織たちを差別する中、変わらず接してくれた人物です。
そんな店主は沙織に近づいてくる人間には注意するように告げた後、とある紙切れを渡したのでした。
紙切れについて
- 新聞記事の切り抜きだった
- 2009年(13年前)の切り抜きであり、沙織が小学5年生の頃
- クリーンセンター誘致や建設一時中断などが書かれているものの、沙織には当時の記憶はなかった
- 思い出そうとすると嫌な気分になる
そんな中、地区長が沙織に話しかけてきて、1人で歩くのも危険だからと強引に家に招待しようとしてきます。
ですが、タイミングよく助けてくれたのは幸信で…?
みんな、ボドになった ネタバレ7話
家の中にいたボドに殺されそうになる沙織。
ですが、さっきまで来るまで送ってきてくれていた幸信が悲鳴を聞いて戻ってきたため、ボドは逃げるようにして去っていきました。
幸信が話したこと
- ボドの衣装は今日集まった6人のほかに、村の上役の人々も持っている
→全部で20着ほど - さっき沙織の家にいたのは誰かわからない
- この村には秘密がある
→村はそもそも上東家と下東家が持っている土地にある
→暮らすうえで必要になる費用は、これらの家が給付している形
→そのため、村人たちは村へ奉仕するようになる
その後、沙織は幸信からボドについては過去に一緒に見たことがあるだろうと告げられるものの…覚えはありませんでした。
沙織に幼い頃の記憶がないと聞いて、沙織がどうして恐ろしいこの村に帰ってきたのか、納得した様子の雪信。
その後、沙織は家にある血塗られたファイルを見つけて…?
みんな、ボドになった ネタバレ8話
翌日、祭りの準備をすることになる沙織たちですが…母親は昨日から帰ってきていません。
不安に思いながらも家にあったファイルのことを聞こうと幸信に話しかけて、避けられる沙織。
後にメッセージで幸信から、昨日一緒の家に居たことが下世話な噂と共に村人に回っていると聞かされるのでした。
祭りでは鍵のついた個室で部屋で着替えさせられ、ボド様の姿に変わります。
ですがそんな祭りの後、沙織はカバンが不自然に締められており、持ってきていたファイルが消えていることに気付きます。
誰かが自分を探っている気がして、恐怖を覚える沙織。
そんな中、沙織は帰宅中にまたボドに出会って殺されそうになってしまうのです。
みんな、ボドになった ネタバレ9話
9話の注目したい人物
ウィリアム・オルティス・佐藤
アメリカの田舎に住んでおり、親の都合で転勤ばかりの日々だった
内気なオタクであり、ゲームをきっかけに名人と知り合った
名人の正体は本物の清太郎であり…?
沙織はボドに襲われた後、雑木林に倒れていたようでした。
声を掛けてくれたのは清太郎ですが、話している内容に違和感を感じます。
そんなことから沙織は清太郎に”偽物じゃないか?”と問いかけて、清太郎からはその通りだと話を聞くことになるのです。
清太郎の正体
- ウィリアム・オルティス・佐藤が本名であり、本物の清太郎とはゲームをきっかけに知り合った
- ある時、清太郎が自殺して亡くなったことを知り、母親からウィリアム宛ての荷物があると知らされた
- 日本へ行き、荷物と英語で書かれた手紙を受け取った
- 手紙には清太郎が友達に人殺しをさせたこと、そして”今年は自分の番”だと書かれていた
そんな事実を知った沙織は…?
『みんな、ボドになった』最終回・結末は?
『みんな、ボドになった』の最終回の結末は、沙織は無事生き残ると予想します!
ここからは最終回を予想するにあたって、
- 過去にあったこと
- 沙織の家の事情
気になった2つのポイントについて順番に紹介していきます。
過去にあったこと
沙織は恐怖で覚えていないものの、過去にボド様たちが村で何を行っていたのか見た記憶があるようです。
他にも村長の息子である幸信や清太郎などがこの事件を一緒に見ていたようです。
現在の沙織は思い出せないものの、血塗れになっており恐怖を覚えていることから、きっととんでもないことが起こったのだと予想できますよね。
また、第9話で明かされた清太郎の手紙に”友達に人殺しをさせた”と書かれていた手紙も気になります。
人殺しをした友達とは、一体誰のことなのでしょう?
沙織の家の事情
沙織の家は父親が失踪?死亡?しています。
更には、沙織は母親と妹と共に同じ帰村井の中でもハズレの帰村井と呼ばれ、ぼろぼろの家と傍に沼のある酷い環境の中で生きていました。
また、突如失踪した妹に関しても、警察は一切探すつもりがないのも気になります。
妹は無事なのか?
それともなにか事件に巻き込まれているのか?
そして沙織たちが、ハズレの帰村井として追いやられている理由も気になります!
まとめ
ここまで『みんな、ボドになった』ネタバレ!最終回・結末までご紹介!について記事にしてきました。
『みんな、ボドになった』は因習村の暗い雰囲気をたっぷり楽しめる作品になっていました。
沙織たちは一体、どんな事件に巻き込まれることになるのか続きを読むのも楽しみです!
ぞくぞくとした恐ろしい雰囲気を楽しみたい方におすすめです!
それでは今回は『みんな、ボドになった』ネタバレ!最終回・結末までご紹介!と題してお届けしました。