「娘はいじめなんてやってない」の全話ネタバレを知りたい!
「娘はいじめなんてやってない」の見どころを知りたい!
「娘はいじめなんてやってない」の最終回・結末が気になる!
本記事では、こんな方におすすめの内容となっています。
『娘はいじめなんてやってない』は、とある小学生がいじめが原因で飛び降りをしたことをきっかけに、様々な人たちが振り回されていく様子を描いた作品です。
今回はそんな『娘はいじめなんてやってない』の全話ネタバレや結末についてご紹介していきます♪
Contents
『娘はいじめなんてやってない』ネタバレ全話!
登場人物
【青空家】
青空 翼(あおぞら つばさ)
夫の優、小学生の茜と3人暮らし
普通の会社員
年頃の娘である茜には少しぐらい秘密もあるだろうと思っていたが…?
青空 茜(あおぞら あかね)
小学6年生
スマホを手放さずに、いつも友人たちとやり取りしている
過去にいじめで登校拒否になった経験がある
青空 優(あおぞら ゆう)
翼の夫で普通の会社員
年頃の娘との関係を難しく思っている
【柴村家】
柴村 俊介(しむら しゅんすけ)
いじめを受けていたとして屋上から飛び降りた男子生徒
現在は入院中
強気で乱暴で、少し前まで子供同士のトラブルも多かった
柴村 愛美(しむら まなみ)
俊介の母親で専業主婦
俊介のトラブルにずっと悩まされてきた
柴村 秀樹(しむら ひでき)
俊介の父親で会社員
子育てには無関心なことが多い
ここからは『娘はいじめなんてやってない』ネタバレを含みますので、ご注意ください。
娘はいじめなんてやってないネタバレ第1章
翼は夫の優と小学生の茜と3人で、平和に暮らしていました。
そんなある時、茜の学校で臨時休校があり、飛び降り自殺があったらしいと噂が流れました。
その後の保護者説明会で話されたこと
- 屋上で1人の生徒が転落したらしい
→教師側は名前を伏せていたが、親たちの噂では茜と同じクラスの6年生の柴村だろうと聞いていた - 既に事件については、生徒たちに昼の全校集会で話をした
- 教師たちは頭を下げ、詳しい事情については調査中だと告げた
そんな保護者説明会から帰った後、茜は柴村のことを心配しているのか傷ついた様子で泣いていました。
茜を支えてあげようと感じ、落ち着いたころに事情を聞こうと考えた翼。
しかし、その後に突然学校からかかってきた電話では、柴村が自殺する前に残した遺書に茜の名前があったと報告があるのです。
一方で今回飛び降りをした俊介の母親である愛美は、夫の秀樹によってきちんと俊介の様子を見ているべきだったと責められています。
そんな中、警察がやってきて愛美たちは遺書の存在を知らされました。
遺書の内容
- 俊介が何度もごめんなさいと謝る文字があった
- いじめの犯人として4人の生徒の名前を上げていた
(青空 茜、石井 紬、木曽 豊、本田 強)
しかし、愛美はそんな遺書に書かれた名前を見て、ショックを受けます。
その理由とは…?
娘はいじめなんてやってないネタバレ第2章
幼いころから周りの子よりも体が大きく強気な性格の俊介は、子供同士でトラブルを起こしがちでした。
そのたびにいろんな場面で頭を下げてきた愛美。
なにか障がいがあるんじゃないかと療育を考えてみるものの、夫の秀樹からは必要ないと言われ、全ては愛美の子育てが悪いんだと責められてしまうのでした。
俊介の過去
- 2年生の時に俊介はカッとして同級生の女の子にバケツの水を浴びせてしまう
- その子は俊介が怖いと話し、不登校になってしまった
- クラスでは話し合いが行われ、他にも俊介の行動に傷ついた子が多くいた
- 愛美はこれらのことから俊介と徹底的に話し合い、カウンセラーにも通った
- これらのことはプライドの高い夫の秀樹に知られると面倒なことから、愛美は隠していた
→俊介のことを一方的に責める可能性もあるため - カウンセリングを受ける中で、少しずつ俊介は大人しくなった
- 学校でも孤立しているようだったが、学年が上がるにつれて少しずつ元気を取り戻していった
一方で、翼は茜と仲の良い同級生の紬の母親に呼び出されます。
実は紬の母親も、教師からいじめに関わっているらしいと電話があったのだといいます。
更に詳しく、全部で4人の生徒が加害者として俊介の残した遺書に名前があったらしいや、クラスアンケートでは100%いじめがないと結果が出たと話を聞く翼。
そんな翼は、茜の過去を思い出します。
茜の過去
- 茜は2年生の頃に登校拒否をするようになった
- 原因は柴村であり、暫く学校には行けなかった後に…保健室登校を始めた
- 3年生になりクラスに配慮してもらうように学校にお願いし、茜も少しずつ前向きになれた
翼は「いじめをしていない」と話す茜のことを、信じてあげたいと考えるのでした。
娘はいじめなんてやってないネタバレ第3章
学校側は学校側はいじめはなかったと話したこと、警察も介入してくれないと知ったことから、俊介の母親である愛美は絶望してSNSに悩みを打ち明けます。
そうしているうちに、暴露アカウントへの相談をしてみたら良いんじゃないかとメッセージで進められた愛美。
愛美はその後、暴露アカウントへ俊介のスマホに残されていた誹謗中傷のメッセージや加害者である青空 茜、石井 紬、木曽 豊、本田 強の名前を伝えることにしたのでした。
俊介のスマホにあったメッセージに関して
- どれも捨て垢から送られてきていた
- クラスメイト達が”俊介のいない”グループで会話しており、俊介が仲間外れにして俊介への悪口を話している画像が添付されていた
- 青空 茜、石井 紬、木曽 豊、本田 強などの4人がいつも俊介への誹謗中傷をグループ内で話しているようだった
- どんなにブロックしても新たな捨て垢で俊介にDMが送られてきていた
俊介の父親である秀樹はテレビのインタビューなども受けて、加害者にきちんと処分が下るように求めます。
弁護士にも相談し、徹底的に争うつもりだった秀樹達。
一方で、世間に大きく事件のことが広がったこともあり、青空家ではぎくしゃくしてしまいます。
茜を信じたいと思いながらもどうしても疑ってしまう母親の翼と、茜は確実にいじめを隠していると謝らせようとする父親の優。
そんな中で茜は自分のスマホにはなにも証拠がないと話し、自分は絶対にいじめに関わっていないと告げます。
しかし、記者に家まで追いかけられることもあり、翼はもう限界でした。
翼は俊介の母親である愛美から連絡があった際、我慢できずに酷い言葉で責め立ててしまって…?
娘はいじめなんてやってないネタバレ第4章
SNSでは連日、小学生のいじめ問題で炎上している中…とあるアカウントが見つけられました。
それは茜のものであり、茜が過去に受けたいじめを忘れられず、壁打ちで吐き出していたものものでした。
しかし、茜はずっとそこに吐き出すだけで…自分から直接俊介に攻撃したことはありません。
ただ、そんな茜のアカウントを見て、興味をもった1人の人物がいて…?
一方で、SNSでは茜のアカウントが晒される中、俊介が過去にいじめをしていたらしいと話題になりました。
その瞬間、一斉に味方だった人たちは掌返しをし、今度は俊介や俊介の母親である愛美に標的が向き始めます。
その後のトラブル
- 夫の秀樹に隠していた俊介の過去のいじめの件も知られてしまった
- 案の定、夫の秀樹は愛美を責めてきたが、愛美は今まで抱えてきたことを全部秀樹にぶつけた
- 暫くの間、愛美と秀樹は病室で言い合いをしていたが、突然声が聞こえた
- 病院のベッドの上で目を覚ました俊介が、2人の言い争いを聞いて泣いていた
3人は俊介のためにも引っ越しをし、新たな土地でまた3人で生活していくことを決めたのです。
『娘はいじめなんてやってない』結末どうなる?
『娘はいじめなんてやってない』の最終回の結末は、まさかの人物が関わっていたことに驚きました!
ここからは最終回について
- クラスでいじめはあったのか?
- 全ての元凶は?
- それぞれのその後について
気になった3つのポイントごとに紹介していきます。
クラスでいじめはあったのか?
俊介が自殺した際、6年生のクラスでいじめはありませんでした。
ただし、俊介が2年生の頃に周囲の子を傷つけ、クラスで大きな問題となったのは事実です。
俊介はその後母親の支えやカウンセラーとのやり取りの中で少しずつ性格も丸くなっていきます。
ですが…この2年生の頃にあったいじめが原因で今回の大きなトラブルに発展しました。
いじめの被害者の中には、当時のことをどうしても忘れられない子たちがいたのです。
全ての元凶は?
些細なきっかけは、過去のいじめをどうしても忘れることが出来ず壁打ちアカウントに吐き出していた茜です。
茜は学校では俊介とも普通に会話していましたが、どうしても忘れられない過去のいじめをSNSで吐き出していました。
この時、茜は俊介の名前を出したり、個人の情報が特定出来るものを公開してはいなかったものの…そのうち、たった1人だけ茜に興味を持って連絡を取ってきた人物がいました。
その人物は茜のいじめ体験に共感していると話し、いじめをしてきた人物の名前を知りたいと告げてきます。
そんな人物に茜は、柴村俊介がいじめの加害者だったと明かしてしまいました。
このきっかけで動き出したのはとある無職の男であり、今回のトラブルの大きな元凶となったのでした。
それぞれのその後について
茜はいじめに直接は関わっていないということがわかったものの、直接俊介に謝罪に向かいました。
この時は母親の翼もおり、一緒に頭を下げる様子が描かれています。
一方で俊介は、別の街へと引っ越すことになり、飛び降りで重体だった体も少しずつですが回復していきます。
子育てに関わってこなかった俊介の父親である秀樹と俊介を守りたくて暴走してしまった母親の愛美も、最終的には家族としてお互いに向き合うことが出来るのでした。
『娘はいじめなんてやってない』見どころは?
『娘はいじめなんてやってない』を読んでみて、気になる見どころについても詳しくまとめていきます。
何かを隠している茜
茜は「いじめはやっていない」というものの…どこか怪しく感じる言動もあって、ずっと気になる人物でした。
作者のしろやぎ秋吾先生の過去作『娘がいじめをしていました』でいじめを実際にしていた子供の作品もありますが、小学生でも都合が悪いことはうまく隠し通してしまいます。
けれど、いつもと違う様子に母親や周囲の人は気づいてしまうんですよね。
今回の作品では
- 茜はなにか隠している
- 追い詰められた茜が自分のしてしまったことを打ち明ける
なんて展開が本当に面白かったので、ぜひ読んでみてみてください!
それぞれの母親の考え
茜の母親も俊介の母親も、どちらも自分の子供を一番に考えるあまり…つい周囲に対して攻撃的になってしまう場面がありました。
そんな母親たちですが、子供をいつのまにか追い詰めてしまったのかもしれないと考えていることも共通していました。
茜の母親
過去にイジメにあった茜を支えてきたつもりだったけど、SNSで壁打ちしないと自分の思いを吐き出さないといけないほど追い詰めてしまったのは自分のせい。
俊介の母親
トラブルの多い俊介を矯正するために努力してきたけど、最終的に俊介が悩みを誰にも吐き出せないほど追い詰められて自殺してしまったのは自分のせい。
ネットの反応
いじめの暴露を見て、最初は俊介の味方となって学校を攻撃したり、加害者として名前が割れている茜たちを標的にするネット民。
知らないうちに住所が割れていたり、カメラを持って追いかけられたり…ここら辺はすごく怖いなぁと思える部分ですよね。
ですが、俊介も過去にいじめをしていたと分かって、すぐに掌返しをするネット民も本当に怖かったです。
SNSでは時に暴露合戦なんかもありますが、やっぱり双方の言い分を中立的な立場で聞く人がいるのはトラブルにおいて絶対に必要ですよね。
そんな怖さも感じる作品でした。
『娘はいじめなんてやってない』作品情報とあらすじ
作品名 | 娘はいじめなんてやってない |
---|---|
作者 | しろやぎ秋吾 |
ジャンル | 女性マンガ |
レーベル | コミックエッセイ |
しろやぎ秋吾先生といえば、SNSで視聴者投稿の体験談を漫画にして公開している方であり、見かけたことがある方も多いと思います。
独特なイラストであることから、作者を調べなくてもしろやぎ秋吾の作品だろうなぁと分かるのも面白いですよね。
娘はいじめなんてやってないのあらすじ
ある小学校で、小学6年生の児童が学校の屋上から飛び降りた。
児童の名は紫村俊介。命こそとりとめたが意識不明の重体で、現場に残された遺書からいじめを苦にしての自殺未遂と推測された。
そして、遺書にはいじめの加害者として青空茜の名前があった。
母親の青空翼は娘を問い詰めるが、茜は頑としていじめの事実を認めない。
そんな茜の態度に引っ掛かりを覚えつつも、翼は娘を信じることにする。
なぜなら、紫村俊介はかつて茜をいじめていた子だったからだ――。
果たしていじめの本当の「加害者」は誰なのか。
ヒット作『娘がいじめをしていました』に続く、いじめ問題のタブーに切り込んだセミフィクション。引用元:コミックシーモア
しろやぎ秋吾先生のブログから、作品の序盤部分を無料で読み進めることが出来ます。
しかし、最後まで読み進めることはできないので、気になる人はぜひ作品を購入して読んでみてくださいね!
まとめ
ここまで、『娘はいじめなんてやってない』ネタバレ全話!結末までの内容を徹底解説!について記事にしてきました。
『娘はいじめなんてやってない』は序盤を無料で試し読みできますが、それじゃわからなかった衝撃的な事実が次々と明かされていき、買って良かったと思える内容でした。
子供たちを守ろうとする母親の姿も見逃せない!
最後には色々考えさせられるような内容も多く、ぜひおすすめしたい作品です!
それでは今回は、『娘はいじめなんてやってない』ネタバレ全話!結末までの内容を徹底解説!と題してお届けしました。