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『妊娠したら死にたくなった』ネタバレ全話と感想!最終回・結末も考察!

『妊娠したら死にたくなった』ネタバレ全話と感想!最終回・結末も考察!
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「妊娠したら死にたくなった」のネタバレを知りたい!
「妊娠したら死にたくなった」最終回の結末が気になる!

本記事では、こんな方におすすめの内容となっています。

「妊娠したら死にたくなった~産褥期精神病~」は、妊娠したと同時に様々な苦しみを味わうことになる女性の様子を描いた作品です。

今回はそんな「妊娠したら死にたくなった~産褥期精神病~」のネタバレと最終回の結末についてお伝えしていきます♪

 

Contents

『妊娠したら死にたくなった』あらすじネタバレと感想!

【登場人物】

橘千夏
本作の主人公であり、夫の涼太と結婚して妊娠して幸せな日々を送れると思っていた女性。
しかし妊娠すると謎の苦しみ等を味わうことになる。

橘涼太
千夏の夫で薬剤師をしていて、良き夫として千夏を支えている。

ここからは「妊娠したら死にたくなった~産褥期精神病~」のネタバレになりますので、ご注意ください。

 

妊娠したら死にたくなったネタバレ1話

千夏は妊娠している女性を見て、幸せそうだなと感じていて、自分もそうなっていき、子供を産んで、育児は大変だけどその先に幸せが待っていると思っていたのです。

しかしながら、待っていたのは幸せではなく、四肢を封じられた上に苦しみを味わう地獄のような日々でした。

そんな日々が起こる1年3か月前、千夏は夫の涼太と幸せな日々を送っていました。

彼女は漫画家でしたがうつ病を発症してしまい、薬を飲んで過ごしていて、その薬に頼ることも少なくなってきたのです。

そんな中で妊娠したことを涼太に告げると、彼もまた嬉しい表情を浮かべました。

後半の楽し気な感じを見ていると、何がどうなって冒頭のような目に遭うのか気になってしまいますね。

 

妊娠したら死にたくなったネタバレ2話

妊娠した千夏に襲い掛かったのは、妊婦なら誰しもが通るつわりの症状でした。

つわりに苦しむ彼女でしたが、赤ちゃんが元気に動いているのでそれがいい意味で薬になっていました。

安定期に入ってもつわりが良くならず、涼太の前で思わず弱音を口にする千夏。

とりあえず大きな病院で入院することになり、そこでの生活が楽しいだけじゃなく何とか食事も食べれるようになりました。

最終的に点滴も必要無くなったので、無事に退院することが出来たのです。

とりあえずつわりのほうは良くなったようで、良かったですね。

 

妊娠したら死にたくなったネタバレ3話

体調も安定してきたので千夏は母親と共に服とかを買う余裕も出てきました。

母親も妊娠するのに苦労した分自分に愛情を注いでくれたので、千夏も母親みたいになろうと決意。

ある日、朝食を食べているとなぜか涙が出始め、心がざわつき始めたのですが、何でもないと自分に言い聞かせます。

その日以降も涙が流れたりしていましたが、やがてそのことが涼太にばれてしまったばかりか、足も震え始め、不安を口にしたのです。

涼太は彼女の実家に千夏を預けるのですが、彼女は暴れだしたり、無意識に赤ちゃんいらない発言までしだします。

涼太は千夏の家族につわりの時に入院した病院に連れていくと話してい間に、千夏は無意識に外に出ていて、涼太が気づいて出ていった時には車に轢かれそうになっていたのです。

つわりが良くなったのに、突如としてこんな状態になるとは驚きでした。

 

妊娠したら死にたくなったネタバレ4話

車に轢かれそうになった千夏でしたが、涼太がギリギリ助けたので最悪の事態は避けられました。

このことから千夏は病院に再度入院することになり、まずは母子の安全を守るために早めに出産することにしたのです。

千夏は自分の都合で早めに産んでしまうことについて、赤ちゃんに泣きながら謝罪します。

そして出産日になり、無事に出産に成功し、男の子がこの世に生を受けたのです。

名前も翼と名付けられ、千夏も順調に回復していきましたが、翼を抱いた時に謎の痙攣が発生します。

その日の夜に足が無意識に動き出したのです。

子供を産んだからOKというわけではなさそうなので、不穏しかありませんね。

 

妊娠したら死にたくなったネタバレ5話

精神科医の宇田川がやってきて、足の震えは薬で何とかなるが母乳を与えられなくなると説明。

千夏は自分の状態を優先して薬を要求しました。

それから千夏は一旦実家に戻されるも、翼のおもちゃを目にすると再び震えが再発したのです。

何もかもが怖くなっている千夏を前に涼太も会社に長期の休暇をもらい、千夏の両親も頭を悩ませていました。

涼太は宇田川に連絡し状況を話すと、宇田川は希死念慮という症状の可能性があるとして、閉鎖病棟のある病院に入院を勧めます。

聞き覚えのない症状ですが、閉鎖病棟に送られることからやばい症状なのでしょう。

 

妊娠したら死にたくなったネタバレ6話

一旦入院した千夏だったが症状が一向に良くならず、涼太が落ち着かせそうとしても全然落ち着かなかったのです。

一応強めの薬を処方されているのですが、それでも落ち着きません。

しかも医者達の扱いも非常に悪いのを千夏は感じ取っていたのです。

なので千夏はどういう病気でここにいるのかと宇田川に問い詰めると、宇田川は表向きは精神的な障害だと言いつつ、恐らく千夏の精神性に問題があるのではないかと口にします。

所謂人格破綻者なのではないかと思い始めて千夏はちゃんとすれば、元通りの生活になるのかと思いつつ、廊下や外を徘徊したのです。

俳諧を行っていて、それを自覚できていない様子では元通りの生活を送るには時間がかかるでしょう。

 

妊娠したら死にたくなったネタバレ7話

千夏はドラマの主題歌を聞くと体調を崩し、自殺しかけるくらいの状態になってしまっていました。

彼女だけじゃなく、他の患者も彼女と同じようで違う症状をしていて、とてもじゃないがまともに入院できる環境になかったのです。

なので千夏は勝手に退院しようと準備をするも看護師に見つかってしまったので、暴走してしまい、多くの人達に押さえつけられます。

そうしたら宇田川も仕方なくあの手を使おうとしていたのです。

そして涼太が見舞いに来ると、彼女に使われている薬を見て驚きを隠せませんでした。

涼太の反応を見ているとやばい薬が使われているのは明白なので、やめてほしいですね。

 

妊娠したら死にたくなったネタバレ8話

今千夏に使われている薬は幻覚とかを抑える強い薬でしたが、副作用として廃人にしてしまうもの。

なので千夏は涼太を見ても、夫だと気づかないが大切な人と言う認識でした。

そんな中、看護師が翼を連れてくるも、翼を見た千夏ははっきりと嫌いだと断言しました。

涼太は今の千夏の状態にショックを受けつつ、ここにいれば大丈夫かもしれないけど母親にはなれるのかと色々不安を抱くようになったのです。

しかも千夏は視力すらも奪われてしまい、翼がすべての元凶だと捉えてしまいました。

息子のせいにすることから、精神的に疲弊し始めていますね。

 

妊娠したら死にたくなったネタバレ9話

涼太は千夏に代わって自分の実家で出来る限り翼の面倒を見ていて、仕事や出かける時は母親に託していたのです。

千夏の方は薬に視力低下があったので、その薬を取りやめた結果視力は回復に向かっていました。

ただ精神まで回復したわけじゃなく、翼のことを悪く言うばかりか、涼太のことも悪く言い始めたのです。

涼太は症状によるものだと自分に言い聞かせて千夏を抱きしめ、彼女も我に返りました。

ただ涼太も育児や仕事による疲弊もあり、かなり参ってもいたのです。

宇田川も根本の原因がわからず、頭を悩ませていました。

千夏もそうですし、それ以外の人達も辛いので、見ているのが辛いです。

 

妊娠したら死にたくなったネタバレ10話

千夏は前に比べるとある程度よくなったのと、同じ患者の勧めもあって外泊をしようとします。

涼太を説得し、宇田川にも事情を話した結果、許可が出たのです。

そして千夏の実家に行き、自分の両親と涼太とこうして話すのが幸せに感じます。

それから翼を抱っこしたり、ミルクを飲ませたりして、表向きは嬉しくしていましたが、内心では本当に子供の世話が幸せなのかと思っていたのです。

改めてあんな病院なんかより、実家で暮らした方がいいと自分を優先させた気持ちをごまかして涼太を説得。

その結果、一応退院できました。

気持ちは理解できますが、嘘ついての退院をしては後々天罰が下りそうです。

 

妊娠したら死にたくなったネタバレ11話

千夏は退院した後、ある程度生活は出来ていましたが、つわりが起こる等まだ不安はありました。

薬がないと状態が保てず、しかも気晴らしに絵を描こうとしても思い通りに描けなかったのです。

しまいには翼の泣き声を耳にして、ついに均衡が崩れてしまいました。

そして夜には部屋の中を徘徊して、色々な言葉を発していったのです。

正直な話、両足を早く失くしてほしいと言うことも口にしだし始めました。

これはもう完全に入院へと逆戻りの行動にしか見えませんね。

 

妊娠したら死にたくなったネタバレ12話

薬を与えられても通じなくなってしまっていて、子供を産んでごめんなさいと己を責め始める千夏。

しまいに遠回しに命を絶ちたいと言う思いも口に出したのです。

今回の症状は前と違うところがあり、テンションが高かったり、人格が変化したりと目まぐるしく変わっていました。

それでも涼太は彼女を見捨てるようなことはしませんでした。

千夏は涼太が病院に再入院しようとは言いださないのは自分が嫌なのを理解していると察していました。

このままだと涼太達に迷惑はかけるけど、病院にもは戻りたくない思いから、自殺を図ろうとしていたのです。

これはもうやばいどころか、危険な水域まで達しているくらい精神的におかしくなっていますね。

 

妊娠したら死にたくなったネタバレ13話

出かける涼太を見送った後、千夏は遺言を書いた紙を残して、ある程度の私物を持って出かけます。

途中で病院を見つけて、深々と頭を下げたのです。

そしてマンションへとやってきて、自分の善の言葉に耳を貸さずに屋上へとやっていきます。

こうして自分が命を落とせば皆行っとき苦しむだけで済むと言い、心の中で翼に謝ったのです。

それと同時に飛び降りようとしました。

罪悪感があるのならば、何とか思いとどまってほしいです。

 

妊娠したら死にたくなったネタバレ14話

意を決してマンションから飛び降りようとした千夏。

そんな中、携帯が鳴り始めたので彼女は驚きを隠せていませんでした。

本人は入れているつもりはありませんでしたが、昨日電話した振りをしていてそのまま入れていたのを忘れていたのです。

電話を鳴らしてきたのは、涼太でした。

そして彼の説得の末に命を絶つのをやめて、家へと戻りました。

このような事態を引き起こしたのもあり、病院へと再入院することが暗黙の了解と言わんばかりに決まったのです。

涼太のおかげで最悪の事態は免れましたが、これでもう病院送りは確定的ですね。

 

妊娠したら死にたくなったネタバレ15話

改めて再入院となった千夏でしたが、そこは拘束具があるベッドがある部屋でした。

現状命を絶とうとしていたのもあって、こうでもしないと何をしでかすのか分からない状態だったのです。

そして体の全てを封じ込められた千夏の地獄の入院生活が始まりました。

動けないので、ナースコールも押せないため、大声で助けを呼ぶしかなかったのです。

それ故に彼女はもうまともな生活すら遅れない人間であると自覚するしかありませんでした。

自殺までしようとしてしまったのですから、この処置はやむを得ないでしょう。

 

妊娠したら死にたくなったネタバレ16話

体を拘束された千夏は大声で看護師を呼んでいましたが、もうまともな人間として扱われていないのか無視されていたのです。

そして来たとしても事務的な扱いしかされませんでした。

そんな生活だったので、千夏はだんだん精神的におかしくなり始めていました。

かつて千夏がまだそれなりに自由だったころは、おばさんが大声で始末してくれと叫んでいたのです。

そんな彼女と同じような症状に成り下がってしまっていました。

当時はああはなりたくないと思っていたでしょうけど、その人と同格になってしまうとは何とも言えないですね。

 

妊娠したら死にたくなったネタバレ17話

千夏は入院している状態はまだ続いていて、若い看護婦からも扱いが軽かったのです。

原因は治りきっていないのに無理して退院し、最終的に家族と病院の両方に迷惑をかけたからでした。

千夏もそれが分かっているからこそ、何も言えなかったのです。

それでも今の自分の状態と少しずつ向き合おうとして、見舞いに来た涼太の顔を見てちゃんと会話が出来てもいました。

それによってほんの少しではあるものの、希望が見えてきたのです。

ずっとあのままかなと思っていましたが、持ち直しつつあるので良かったですね。

 

妊娠したら死にたくなったネタバレ18話

入院してから己の状態と向き合ってきた影響か、症状が少しずつ良くなっていきました。

しかしながら根本の病気が何なのかが分かっていない状態です。

そんな中、宇田川がやってきて、最初の時のような病気ではないとはっきり言いました。

同時に治療方法が分からないままとも口にしたのです。

それによっていつ治るのかが分からないため、不安に感じた千夏の足はまたバタバタし始めました。

治療方法が分からないと不安にもなりますし、症状もぶり返してしまうのも理解できますね。

 

妊娠したら死にたくなったネタバレ19話

一時期はやばい状態にあった千夏でしたが、日増しによくなっていきます。

それでも状態によってはまだ危ういところがありましたが、再入院の時に比べればよくなっていたのです。

なので拘束具から解放され、それでストレスがなくなったのもあってか、見舞いに来た涼太に自然な笑顔を見せるようになりました。

全ては初めて知り合った男性看護師のおかげでしたが、その男性が何者なのかは分かりませんでした。

順調そうに見えた千夏でしたが、また何か嫌な不調が起ころうとしていました。

折角よくなっているのに、また悪化するとはとことんついてないですね。

 

妊娠したら死にたくなったネタバレ20話

千夏はほぼ問題ないような状態になったので、隔離された個室じゃなく大部屋へと移されたのです。

それでも状態に問題は見られませんでした。

唯一と言える問題は翼に対して暴言とかを吐いてしまったりする心です。

それ故に入院している間に母親にならないといけませんでした。

そのため、翼に対する認知の問題を治さないといけなくなり、翼の写真を見る等のトレーニングをするがあまり効果はなかったのです。

やはり子供と触れていないと母親としての自覚が出てこないのかもしれませんね。

 

妊娠したら死にたくなったネタバレ21話

千夏は翼に対する問題はまだ残っていましたが、他の人とはまともに会話できる状態になっていたのです。

この状態を見て、涼太は千夏と共に外泊することになりました。

ただこれはある種の治療みたいなものでもあったのです。

それはトレーニングでは無理だったため、千夏は翼を自分の子供じゃなく邪魔者、涼太を奪った泥棒と言う認識を直で触れあって治すと言うものでもありました。

そして千夏は翼を触れ合うも、まだ違和感を感じていたのです。

どちらかと言えば、病院にいた方がマシのような印象も持ち始めてもいました。

荒療治と言えることをしましたが、いまいちな感じになってしまいましたね。

 

妊娠したら死にたくなったネタバレ22話

翼と触れ合った結果、違和感こそあったものの特に問題もなく接することが出来た千夏。

それに副作用も無くなったので、とても状態は良かったのです。

そしてお宮参りを行いましたが、その時も異常は見られませんでした。

なのでとてもいい状態で追われたので、千夏には満足感がありました。

それから実家に帰るのですが、異変が起こってしまいます。

だいぶ良くなりつつありますのに、また悪夢が襲い掛かるのは勘弁してほしいですね。

 

妊娠したら死にたくなったネタバレ23話

千夏は再び発作を起こしてしまい、病院へと送られることになりました。

千夏の父親は色々我慢の限界を迎えていたのか、心にもないことを言ってしまったので千夏はショックを受けます。

そして駆け付けた涼太は千夏が薬を飲んで落ち着いているのを見ると、薬が効いているのに安堵しました。

看護師の一人が千夏の父親に、父親の言葉で千夏の状態が悪化するかもしれないことを告げたのです。

そのことで父親は罪悪感を抱きます。

いつ治るか分からないので愚痴るのも仕方ないですが、父親にだけは言ってほしくなかったですね。

 

妊娠したら死にたくなったネタバレ24話

5年前は子供を妊娠するとかに希望を持っていた千夏。

しかしそれは現実を前にもろくも崩れ去り、千夏は闘病生活を送ることとなったのです。

しかも母性を見つけられないままであり、外泊すら億劫になりつつありました。

どうしてこうなってしまうのか、自分でも理解できなかったのです。

おまけに千夏の見舞い、翼の育児、自分の仕事という3つのわらじをこなしてきた涼太も限界が達していて、そのことも千夏を追い詰めていきます。

正直な話、ここまでかなり頑張ってきていたので、キャパが限界に達するのも無理はないでしょうね。

 

妊娠したら死にたくなったネタバレ25話

病気に関して原因が分からないので、千夏はこのことにとても苦しんでいました。

なのでほんのちょっとでもいいから情報を求めていたのです。

そんな中で千夏の中にあった不安や体の震えがいきなりなくなりました。

その理由は生理が来たからであり、そのおかげで普通にテレビが見れたり、食事がとれるようになったのです。

それから生理に関することをテレビ番組で流れているのを見て、今の自分の状態が何なのかに気付き始めました。

これはもしかすると本当に病気が治るきっかけになるかもしれません!

 

妊娠したら死にたくなったネタバレ26話

状態が良くなったので普通の入院から任意入院に切り替えるように医者に勧められる千夏。

千夏はそれで頼むと言いつつ、今度はちゃんと治るまで入院するつもりでした。

そして図書室で医学書をかたっぱしから読み始めます。

調べていった結果、今から2週間後におかしくなると予測。

そのことを涼太に伝えると、彼はちゃんとはきはきと喋れている彼女に驚きます。

状態が良くなると、心にゆとりが持てるようになり、調べる余裕が出来るのでしょうね。

 

妊娠したら死にたくなったネタバレ27話

千夏は宇田川の元に行き、ホルモンバランスを整える薬の処方を求めました。

その理由は千夏が色々調べていった結果、産褥期精神病ではないかと推測したからでした。

しかもちゃんとはきはきと喋っていることから宇田川は嘘は言っていないと理解しつつ、自分の見立てが違っていたのではないかと思い始めます。

なのでホルモンバランスを整える漢方薬を貰い、飲みました。

それから何度目かの外泊の日を迎えます。

漢方薬のおかげで、何とかいい方向に向かってほしいです!

 

妊娠したら死にたくなったネタバレ28話

外泊では特に問題はなかった千夏でしたが、病院に戻って寝る時に悪夢を見て、大声を出してしまいました。

ただこれまでと違い、そろそろ精神的にも不安定になるときだと理解していたので、慌てませんでした。

なので冷静を保ちつつ、自分自身を責めないようにします。

そして外泊の日を迎え、その前に他の患者に対して絵を描こうとしていたのです。

しかしながら突然手が震えてしまい、絵が描けなくなっていました。

ここでまた不穏な感じになってしまうのは、すごく嫌ですね。

 

妊娠したら死にたくなったネタバレ29話

外泊の夜、千夏は涼太、翼と共に眠ったのです。

やがて翼は夜泣きをしてしまい、涼太があやしていました。

千夏が自分がやると言って代わってあやすも、翼は泣き止まず、千夏もくじけずに向き合っていたのです。

しばらくして、翼は泣き止んでくれただけじゃなく、千夏も翼に対して笑顔を向けていました。

これは千夏が様々な地獄を味わった結果、やっと母親になれた瞬間でもあったのです。

これまでの苦しみを乗り越えた末に母親になった姿には、感動しましたね!

 

妊娠したら死にたくなったネタバレ30話

宇田川に呼ばれた千夏達は改めて説明を受けていたのです。

千夏が調べた通り、彼女は産褥期精神病にかかっていたことが明らかになり、1000人に1人がかかる病でもありました。

ちゃんとした病気であったと理解した千夏は安堵の涙を流したのです。

それにこの病気はどうかかるのかも分からないので、どうすれば治るのかもわかっていませんでした。

宇田川は自分の見立てが間違ったせいで、辛い思いをさせたことを深く謝罪します。

そして千夏は病院の屋上へと向かい、外を見るとかつて自殺しようとしていたのを思い出し、自分と同じ病気かもしれない人達に対して生きてほしいと願うのでした。

それからも千夏は入院生活を送るも、ある日突然足の震えが消えて、周囲のものが怖くなくなったのです。

涼太にもそのことを話し、涼太は安堵すると共に千夏は漢方薬のおかげと言いつつ、ここまで見放さないでくれた涼太に感謝します。

それから生理とかも起こり、しばらくしてから退院して普通の生活に戻り、翼と会って抱き合いました。

確率が低いとはいえ、こんな病気にかかってしまう人達にぜひとも読んでほしい作品でしたね。

 

『妊娠したら死にたくなった』最終回・結末は?

「妊娠したら死にたくなった」の最終回の主な結末は、

  1. 千夏の病気は完全に治った
  2. 涼太の献身が良かった
  3. 何事も諦めないのが大事

この3つのとなりました。

それぞれについて深堀してお伝えしていきます♪

 

千夏の病気は完全に治った

序盤から最後までずっと千夏は産褥期精神病という病にかかっていました。

かなり苦しい日々を送り、時にはかなり錯乱したり、命を落とそうとまでしてしまったのです。

しかしながらそんな苦難を乗り越えて、無事に治ることが出来ました。

そして普通の生活を送ることが出来るようになって、息子の翼も愛おしく思えるようになっていたのです。

なのでこれからは幸せな生活を送ってほしいなと思いますね。

 

涼太の献身が良かった

病気の完治は千夏の頑張りもありますが、涼太の献身も良かったと思います。

涼太は彼女の見舞いをしつつ、翼を育て、仕事もこなしていました。

正直な話、妻がこうなってしまったら夫は関わりたくないし、別の女性と関係を持ったりしてしまうでしょう。

しかし涼太はそんなことをせず、危うく過労死するんじゃないかぐらい頑張っていました。

彼こそ夫の鏡と言える人物だと言えますね。

 

何事も諦めないのが大事

今回の産褥期精神病は1000人に1人に発症する病気であり、治療法も確立されておらず、医者でも見つけにくい厄介な病気でもあります。

しかしながら千夏は頑張って、病気と向き合って、自分なりに解決法を見つけて完地に至ったのです。

このことからも治すために何事にも諦めないことが大事だと明らかになりました。

千夏も諦めることなく、自分なりの解決法を見つけたのも諦めなかったからでしょう。

これは病気だけじゃなく、全てにおいて必要な要素ですので、諦めないで頑張ってほしいです。

 

『妊娠したら死にたくなった』読んだ感想

女性が妊娠したらつわりとかが発生し、色々大変なのはドラマとかで知っていました。

しかしながら今作で登場した産褥期精神病は相当認知されていない病なのが分かりましたし、恐ろしいなと思ってしまいましたね。

1000人に1人ですし、もしくは数年発症されないケースだってあると思いますので、中々対策しづらいのかもしれません。

それゆえに病気にかかった場合、作中の千夏のように相当苦しむ人が出たんじゃないでしょうか。

中には作中では未遂で終わったけど、自殺したケースだってあると思います。

下手すれば、子供に暴力を振るったりもしたケースだってあるでしょう。

なので本当に怖い病気に感じましたし、早く治療法が確立されているといいなと思いますね。

 

『妊娠したら死にたくなった』作品情報

作品名 妊娠したら死にたくなった
~産褥期精神病~
作者 橘ちなつ
掲載誌・レーベル BBコミック
ジャンル 女性漫画
巻数 全30巻

こちらの作品は、コミックシーモア等で配信中の作品です。

一体どんな結末を迎えるのことになるのか、楽しみに読み進めたいですね!

 

あらすじ

好きな人と結婚して、妊娠して、新たな命をこの世に出すことはとても幸せであり、新たな生活が幕を開こうとしていたのです。

しかし女性は妊娠してからどうしてか精神病院に入院していて、謎の症状や体の不調などに苦しんでいきます。

 

まとめ

これまで「『妊娠したら死にたくなった』ネタバレ全話と感想!最終回・結末も考察!」のテーマでお伝えしてきました。

「妊娠したら死にたくなった~産褥期精神病~」は本当にこういう病気もあるんだなと思っていました。

妊娠したらつわりとかがあるのは分かっていましたが、それ以外でもこういう病があるとは知りませんでした。

なのでいい勉強になったと感じましたね。

それでは今回は、「『妊娠したら死にたくなった~産褥期精神病~』ネタバレ全話と感想!最終回・結末も考察!」と題してお届けしました。