『相続したら人生終了!』のネタバレを知りたい!
『相続したら人生終了!』の最終回の結末が気になる!
本記事では、こんな方におすすめの内容となっています
「相続したら人生終了!〜だってあなたは家族という名の負債〜」は、ストーリーが4作品掲載されている、オムニバス作品です。
今回はそんな「相続したら人生終了!〜だってあなたは家族という名の負債〜」のネタバレと最終回・結末をお伝えしていきます♪
Contents
相続したら人生終了の作品情報
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作品名 | 相続したら人生終了!〜だってあなたは家族という名の負債〜 |
著者 | 横嶋やよい |
発行 | ガールスカウトコミックス |
雑誌 | GSComic |
レーベル | GSComic |
相続したら人生終了 あらすじ
郁美は2人の子供を持つ主婦。
ある日、母親が骨折して入院することになってしまいます。
そのことで、もう50歳にもなる兄の面倒を見ろと言われてしまったのです。
昔から兄をひいきしていた母親。
就職で挫折した兄は、無職となってしまっていたのです。
渋々数年ぶりに実家に帰った郁美は、家の惨状と現在の兄の状態に驚きを隠せません。
数日後、今度は旦那の俊則が倒れて入院してしまいます。
あまり母親のところも兄のところにもいけないと話しても、まったく聞く耳を持たない郁美の母親…。
郁美は必死に母親と俊則の病院を行き来しながら、兄の世話もするようになってしまったのです。
相続したら人生終了ネタバレ!
「相続したら人生終了〜だってあなたは家族という名の負債〜」は、
- 相続したら人生終了編
- 職場の噛みつき女帝編
- アタリ?ハズレ?遺産ガチャ編
- 衣服は語る編
4作品のオムニバス形式となっております。
ここからは、それぞれのネタバレを記載していますのでご注意ください。
相続したら人生終了編ネタバレ
郁美(いくみ)
旦那、息子、娘と暮らす主婦。実家とは疎遠。
俊則(としのり)
郁美の旦那。どうやら、最近体調が良くない。
芳郎(よしろう)
郁美の50歳の兄。若い頃から無職で、母親が面倒を見ている。
郁美は旦那の俊則、社会人になっている息子の裕太、高校生の花菜と暮らす主婦です。
ある日、母親が突然入院することになり、自分と家にいる無職の兄、芳郎の世話を押し付けられてしまいます。
昔から兄をひいきし、溺愛していたせいで、兄は1人では何もできないのです。
渋々郁美は実家に向かいました。
家の中はゴミだらけで汚く、芳郎は太っていて郁美は驚きを隠せません。
見た目は変わっても、言い合いになれば暴力を振おうとする性格は変わっていないのでした。
数日後、今度は郁美の旦那である俊則が過労で倒れてしまいます。
そのためあまり母のところにも芳郎のところにもいけないと母親に説明しますが、聞き入れる気がありません。
郁美の子供たちに世話をさせればいいと言ってくる始末なのです。
郁美はなんとか旦那の病院と母親の病院を行き来し、芳郎のところにも行って世話をしていました。
そのうち、母親は退院。
郁美は入院中にかかった兄の食費を、母親と芳郎に請求します。
嫌味たっぷりにお金を渡してきた母親。
お礼を言われることもなく、郁美はわかってはいたものの辛く思うのです。
俊則はまだ退院できておらず、おそらく仕事を辞めなくてはならなくなる様子なのでした。
それでも子供たちは一緒に頑張ろうと言ってくれます。
その後、また母親が入院してしまいました。
また郁美を頼ってきますが、郁美はそれを拒否。
すると勝手に芳郎が郁美の家を訪ねてきたのです。
家での横柄な態度に、つい本音を漏らしてしまった郁美の娘、花菜。
芳郎は殴り掛かろうとしますが、花菜は合気道部に入っており、あっさり芳郎を抑えてしまうのでした。
そこへ裕太も帰宅し、芳郎を追い返してくれたのです。
後日、郁美の元に母親と芳郎の名前で一通の封筒が届いたのでした。
職場の噛みつき女帝編ネタバレ
美紀子(みきこ)
50歳で新しく仕事を探している。旦那と娘が2人いる。
赤田(あかだ)
40代ぐらいで、美紀子が働くことになったレンタカー屋の先輩。
美紀子は今までの職場がなくなってしまったため、新しい職場を探していました。
50歳ともなると年齢だけで面接に受かることが厳しく、大変な思いをしましたがやっとレンタカー屋にパートが決まります。
そこでは赤田という女性が働いていました。
その赤田に仕事を教えてもらうようにと店長から言われており、美紀子はさっそく教えてもらおうとします。
ですが赤田は冷たく、雑にしか仕事を教えてくれないのです。
仕事も受付なのかと思いきや、洗車を何台もさせられてしまいました。
1週間経っても、受付業務は教えてもらえません。
明らかに冷たく接してきたり、自分のミスを押し付けてきたりする赤田。
美紀子は仕事に行きたくないと思いながらも、なんとか続けていました。
ある日赤田が休みで店長が店舗に出勤している日、赤田のことを相談してみた美紀子。
どうやら赤田はいつもこんな様子で、たくさんの人を辞めさせてしまっているのだと言います。
美紀子はそれを聞き、店長から受付業務を教えてもらうことにしたのでした。
次の出勤では、赤田から数字の入力を頼まれます。
ですがそれも、元から間違えたものを入力させるという罠だったのです。
どんどん体調を崩していく美紀子は、旦那に心配され、諭され、仕事を辞めることにしました。
その後居酒屋チェーン店の仕込みの仕事に就くと、美紀子は大活躍をみせます。
2年もするとパートのチーフにまでなっていました。
アタリ?ハズレ?遺産ガチャ編ネタバレ
由利子(ゆりこ)
義母の介護をして看取ったばかり。旦那は義実家の長男。
和人(かずひと)
由利子の旦那。長男。
仁志(ひとし)
和人の弟で次男。自営業。
みのり
和人の妹。
義母の四十九日に、義実家の次男・仁志と長女・みのりに遺産を分けろ、と言われました。
それぞれに1,000万ずつと主張してくる2人。
今住んでいる実家を売ればいいとまで言ってくるのです。
後日義母の遺言状を開いてみると、遺産はそれぞれ三等分、介護のお礼としては、へんぴな土地と家だったのでした。
由利子と和人はこの内容に、絶望的な気持ちになります。
ですがもう家を売るしかなく、実家は解体されてしまったのでした。
その後マンションへと移り住んだ2人。
ある日、息子とその奥さんが訪ねてきました。
話の流れで、息子の奥さんがその古い家を見てみたい、と言ったので、見にいくことになります。
草だらけで手入れはされていない感じなのですが、周りの様子はなんだか違いました。
ハイキングコースとして人気のある場所であり、けっこう人が通っていたのです。
息子の奥さんは、家の中もレトロな感じでいいと、テンションが上げました。
庭だけでも手入れしたいといい、由利子も一緒に手入れすることにします。
すると、息子の奥さんはこの家を古民家カフェにしないかと提案してきました。
カフェを開くのが夢でハイキング客をターゲットにしてみたい、とのこと。
心配もあるとはいえ、由利子と和人はやってみることにしました。
いざ古民家カフェがオープンすると、思ったよりもお客さんが来てくれたのです。
街の広報誌にも取り上げられ、家に価値がついたのでした。
一方で仁志とみのりは、遺産を無駄に使ってしまっていたのです。
衣服は語る編ネタバレ
桜井(さくらい)
クリーニング屋で仕事を始めたばかり。
中島(なかじま)
桜井の先輩で、パートチーフ。
クリーニング屋の仕事を始めたばかりの桜井。
思ったよりも大変な仕事に、なんとかついていっているような状態です。
クリーニング屋にはいろいろなお客さんが来ます。
清水という男性は、役者を目指している若者。
それは今日初めて聞いたのですが、中島は今まで清水が預けていた服でなんとなく気づいていたのです。
そのように、クリーニング屋では服を通してその人の秘密までわかってしまうのです。
お金持ち自慢をするお客さんが実は見栄を張ってるだけ。
スーツを預けた男性が、浮気をしているよう。
まるで探偵のごとく、秘密を推測できてしまうのでした。
とある日、中島の休憩中にいつもお金持ちを自慢してくるお客さんがやってきました。
そのお客さんとトラブルになりそうになったとき、清水が助けてくれたのです。
外見や、持ってきている洋服まで変わってしまった清水。
中島はその持ち込んだ洋服、スーツを見て、普通の会社員のような仕事ではないと予測しました。
さらにそのスーツを点検すると、短いストローのようなものが入っていたのです。
後日、また清水がやってきたのですが、さらに様子がおかしくなっているのでした。
血液のシミを落としてほしい、と持ち込んできたのです。
そしてその服にも、ストローのようなもの、さらにアルミホイルまで入っていました。
中島は何かを察して、それを袋に入れて保管することにしました。
するとまた後日、警察がやってきました。
このクリーニング屋にきていた清水が逮捕された、ということでした。
相続したら人生終了の最終回・結末は?
「相続したら人生終了!〜だってあなたは家族という名の負債〜」に掲載されている、4作品それぞれの最終回・結末をまとめてきました。
感想を踏まえて、1作品ずつご紹介していきます。
相続したら人生終了編の最終回・結末
「相続したら人生終了!〜だってあなたは家族という名の負債〜」の結末は、郁美が母親と芳郎の世話から離れるというものでした。
母親が入院して、渋々母親と兄・芳郎の世話をしていた郁美。
それがずっと続くと思っていたのですが、家族に実家は自分にとって負債でしかないと気付かされたのです。
そのタイミングで、郁美宛に母親と芳郎から一通の封筒が届きました。
母親の遺言状で、書いてあったのは2つ。
- 芳郎に全財産を相続させ、郁美は相続を放棄
- 郁美が芳郎の生活を世話するなら半分を分ける
これを見た郁美は、笑みが止まりません。
自筆じゃないため、そもそも認められないのと、これで2人の世話を放棄できること。
郁美は今後、旦那の地元に引っ越しをし、それを2人には教えないということにしたのでした。
これで郁美は完全に母親と芳郎との縁を切ることができそうですね!
郁美にとっても、郁美の家族にとってもそれが1番いいことですので、よかったです。
母親と芳郎は郁美の助けなく生きていけるのか、見てみたいものです。
職場の噛みつき女帝編の最終回・結末
「職場の噛みつき女帝〜今後のご活躍をお祈りします〜」の結末は、美紀子はレンタカー屋を辞め、自分が輝ける仕事に就き、赤田は仕事を辞めたというものでした。
美紀子はレンタカー屋で働いていましたが、赤田からの嫌がらせにより病んでしまいます。
旦那からそんな第二の人生はつまらないし、生きがいにもならないだろうと言われ、辞めることにしたのです。
そのあと始めた居酒屋チェーンの仕込みの仕事が、美紀子に向いていたのですね。
2年でパートチーフとなり、契約社員の話までくるようになっていました。
周りからも必要とされ、充実した毎日を送れるようになっていたのでした。
偶然レンタカー屋の店長に遭遇し、赤田がどうなったか聞くと、実質上のクビということで辞めることになったとのこと。
赤田の態度は変わらず、間違えたことを教えたこともあって、新人が怪我をしてしまったのだと言います。
やはり赤田は問題となり、辞めさせられたという結末です。
因果応報というのはこのようなことなのでしょう。
赤田のように、先輩ぶることで自分の居場所を作る人は現実にもいそうで、リアルだと思いましたね!
アタリ?ハズレ?遺産ガチャ編の最終回・結末
「アタリ?ハズレ?遺産ガチャ編」の結末は、由利子は旦那と共に、義母から相続した古民家にカフェを開き、それを守って生きていく、というものです。
ずっと介護をしてきたのに、へんぴな土地の古い家と土地しか相続させてもらえなかった由利子。
息子の奥さんの提案で、古民家カフェにしたことで新たな価値を見出すことに成功したのです。
すると次男の仁志が訪ねてきて、そんな価値があったとはずるいと言ってきたのです。
価値をつけたのは自分たちだと反論すると、どうやらお金に困っているようなのでした。
会社の経営がうまくいっておらず、遺産もあっという間に使い果たしてしまったのです。
妹のみのりも、娘が不倫をし、慰謝料を請求されていると言ってお金がないようなのです。
そうして兄妹はお金もなく、大変なことになってしまったのでした。
由利子夫婦は実直に介護に向き合ったり、人生に向き合ったりしていたため、新しい道が広がったのでしょうね。
これから兄妹がどうなっていくのか気になるところです。
あまりいい未来は待っていないように思いますね。
衣服は語る編の最終回・結末
「衣服は語る〜クリーニング屋のおばさん探偵〜」の結末は、優しく真面目に頑張っていた常連の清水が、覚せい剤取締法違反で逮捕されてしまう、というものでした。
クリーニング屋で働く桜井は、常連の清水の服からストローのようなものが出てきたことに気づいてはいたものの、特に気に留めていませんでした。
ですが先輩の中島はそれが何を示すのか気づいたのです。
覚醒剤を吸う道具であり、それを念の為中島はとっておくことにしました。
そして後日、警察が訪ねてきて、覚醒剤を使用していたことが事実だということがわかったのです。
警察にその清水の服に入っていたものを渡すことになったのです。
クリーニング屋では服から人生や秘密がわかってしまう仕事。
ですがそれがわかったとしても、深掘りはできないため、ただ知るだけになってしまうのですね。
もどかしいような、悲しいようなそんな結末でした。
まとめ
これまで”相続したら人生終了ネタバレ!最終回・結末まで考察!”のテーマでお伝えしてきました。
4作品とも、こういう人いる、いそう、と思ってしまうような内容でした!
人のせいで自分の人生を棒に振ったり、健康を脅かされたりすることのないように生きていかなくてはいけないなと思わされました。
特に悪意を持って接してくる人間とは、距離を置くべきなのだと思いました。
詳しい内容が気になる方はぜひ「相続したら人生終了!〜だってあなたは家族という名の負債〜」を読んでみてくださいね。
それでは今回は、”相続したら人生終了ネタバレ!最終回・結末まで考察!”と題してお届けしました。