『捨てたい絆~家族と呼びたくない異物~』の全話ネタバレを知りたい! 『捨てたい絆~家族と呼びたくない異物~』の最終回の結末が知りたい!
本記事では、こんな方におすすめの内容となっています。
『捨てたい絆~家族と呼びたくない異物~』は、家族と縁を切ろうと動く人々を描いた短編集です。
今回はそんな『捨てたい絆~家族と呼びたくない異物~』の全話ネタバレ、最終回・結末について紹介していきます♪
Contents
『捨てたい絆~家族と呼びたくない異物~』作品情報

作品名 | 捨てたい絆~家族と呼びたくない異物~ |
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著者 | 日野あかね |
ジャンル | 女性マンガ |
雑誌・レーベル | GSComic |
『捨てたい絆~家族と呼びたくない異物~』は、Renta!で先行配信されている作品です。
興味がある方はぜひチェックしてみてください!
あらすじ
姉妹トラブルや親の介護、子育てなど…家族間で様々なトラブルが起こります。
家族だからと避けられないことも多く、苦しむことになった主人公たち。
どの家族も、様々な事情を抱えていて…?
『捨てたい絆~家族と呼びたくない異物~』全話ネタバレ!

ここからは『捨てたい絆~家族と呼びたくない異物~』ネタバレを含みますので、ご注意ください。
死神の気配
登場人物
篤子(あつこ)
独身で、親と同居中
アルバイトをしているが、お金を家に入れてはいない
実家では母親に殆どの家事をさせている
里奈(りな)
2児の母で、今は家族と暮らしている
実家に住む姉の篤子を面倒に思っている
いつまでも実家の母親に頼りきりで、アルバイトをしても気に入らなかったら辞めたり、給料を家には入れていなかった篤子。
母親も幼い頃に喘息で苦しんでいた篤子を知っているためにより甘くなり、高齢ながらもパートをしながら篤子と2人暮らしをしているのでした。
ある時、篤子は母親が倒れているのを発見します。
病院では脳梗塞と診断され、体には麻痺が残ると告げられた篤子。
篤子にとっては母親が倒れて自分を支えてくれる人がいなくなった今の現状は、苦しく思えるのでした。
妹の里奈は既に結婚して家庭を持っているために、100万ほど工面してくれたものの殆どの介護は篤子に任されます。
しかし、その後すぐに詐欺に合ってお金を奪われてしまい、篤子は毎日必死に働きながら母親の介護を両立しなければいけなくなりました。
そんなある日、篤子はすっかり疲れ切って、周囲を巻き込んだ硫化水素自殺をしてやろうと考えます。
ですが、篤子が実行に移す前に近所で同じく硫化水素自殺をした人がいて、篤子はこの時はっきりと自分は死にたいなんて考えていないと気づくことができたのです。
姉妹格差
登場人物
小林 杏奈(こばやし あんな)
最近ずっと不幸が続いて、経済的にも悩んでいた
昔から成績優秀で、親にも周囲にも褒められることが多かった
今は色々とマウントを取ってくる若菜に悩んでいる
小林 若菜(こばやし わかな)
杏奈の妹
幼い頃は容姿で傷ついてきたことも多かった
現在は整形し、お金持ちの歯科医の夫と結婚した
杏奈は夫が交通事故に遭って怪我をしたほか、自分のパート先も倒産して経済的にも厳しい生活を送ることになりました。
そんな中、連絡をしてきたのは母親から事情を聞いたという妹の若菜であり、若菜は家のお手伝いをしないか?と告げてきます。
姉妹の関係
- 幼い頃、勉強が出来て可愛い姉の杏菜だけがちやほやされていた
- 当時の若菜は容姿も不細工で、姉と比べられることにずっと嫌気がさしていた
- 若菜が整形し、お金持ちである歯科医の夫と結婚したことで、杏奈にはマウントをとるようになった
→今回もお金に悩む杏奈に、恵んであげるという形で若菜は連絡してきた
お金に困っている杏奈は、そんな若菜の提案を受け入れることにしたのです。
しかし、その後のお手伝いとして若菜の家を訪れると、杏奈はひたすら嫌がらせを受けました。
こんな仕事を続けられないと感じているころ、杏奈は実は若菜の夫の歯科医が経済的に苦しんでいることを知ります。
そんな状況に、杏奈はとある方法で反撃して…?
エゴイストの輪舞
登場人物
みずほ
両親の離婚後、父に引き取られた
母が亡くなったことをきっかけに、生き別れの妹であるあきほと再会する
夫と結婚してから妊娠を望んでいるが、なかなか妊娠できずに悩んでいた
あきほ
両親の離婚後、母に引き取られた
大人になってからは不倫して、子供まで出来てしまった
娘の瑠未のことは面倒に思っているようで…?
幼い頃、親の離婚をきっかけに離れ離れになったみずほとあきほ。
それから長い年月が経って、母親の訃報を聞いたみずほは葬式であきほと再会しました。
あきほの傍には小さな女の子がいて、話を聞くと不倫の末に出来た子供であると話しに聞くみずほ。
みずほは夫との間に子供が出来ずに長く苦しんでいたこともあり、あきほの娘の瑠未のことを気にかけるようになるのでした。
暫く家を行き来していたみずほですが、ある時妹のあきほに何日も連絡が取れないことを不審に思って、家まで向かいました。
すると家に1人きりだった瑠未が倒れていて、みずほは瑠未を引き取ることを決めました。
それからの日々はみずほ夫婦にとっても幼い瑠未にとっても幸せでしたが、突然あきほが瑠未を引き取ろうと帰ってきて…?
わたしの独立記念日
登場人物
麻里子(まりこ)
2年前から姑が住む実家で同居している
田舎での暮らしに不安があったが、子供も妊娠でき幸せだった
実はとある過去を隠している
麻里子は2年前、夫と共に夫の実家にやってきて、姑との同居生活が始まりました。
子供が出来ないことで形見の狭い思いをしたものの、ようやく子供を妊娠し、夫にも姑にも喜ばれた麻里子。
しかし、麻里子が女の子を生んだことを気に食わないのか、姑は次第に嫌がらせをするようになりました。
それでも、必死に自分だけが我慢して過ごしていた麻里子ですが、姑の嫌がらせは娘にまで向けられ…ストレスのせいなのか娘に言語障害が起こりました。
このままじゃいけないと、一時は家出まで考えた麻里子。
そんな中、夫の会社が突然倒産し、一家の家計にも大打撃を受けます。
地元でも大企業だったために同じく再就職を考える人も多く、なかなか仕事を見つけられない夫。
この状況に麻里子はかつての仕事だった水商売に復帰することにして、ホステスとして稼ぎを家計に入れていき…?
ママお願い♡~終わらない子育て~
登場人物
三条 尚子(さんじょう なおこ)
19歳で1人目を出産し、それからずっと子育てをしてきた
末っ子がようやく家を離れ、これからは第2の人生を考えていた
佳苗(かなえ)
尚子の次女
ワガママな性格
離婚し、双子を1人で育てることになった
サトシ
佳苗が偶然知り合った男性
意気投合し、今は一緒に生活しようと考えている
佳苗と共に尚子の家に居候しにやってきた
尚子は若いうちに出産し、それからずっと子育てを続けてきましたが…ようやく末っ子も家を離れて、自分は第2の人生を始めようと憧れだった農作業を始めました。
しかし、すぐに家には次女の佳苗が出戻りしてきて、双子の娘と見ず知らずのサトシという若い男性まで連れてきました。
佳苗の事情
- 公務員の夫とは、子育てや生活面で合わないことが多く離婚した
- 双子の子供と住む場所もなく悩んでいるとき、ファミレスの店員だったサトシに声を掛けられた
- サトシの家で暮らしていたが騒音問題もあり、実家へ一緒に引っ越すことを決めた
そんな佳苗の事情を聞き、ショックを受ける尚子。
尚子にとってはようやく子育てが終わったはずが、今度は預けられた孫たちの子育てをしなければいけなくなったのです。
今までの様に体も動かず、夫が子育てを手伝ってくれることもなくて…尚子は結局1人で抱え込んでしまいました。
佳苗とサトシは子供を預けて好き勝手に暮らしており、そんな日々にもう限界だと感じた尚子。
すると家には、なぜかサトシの母親だという人物が現れて…?
『捨てたい絆~家族と呼びたくない異物~』最終回・結末は?
『捨てたい絆~家族と呼びたくない異物~』の最終回の結末は、どの家族も家族トラブルを解決することになる!となります。
ここからは
- どのお話も家族トラブルだらけ
- 幸せになれなかったのは…?
気になった2つのポイントについて順番に紹介していきます。
どのお話も家族トラブルだらけ
この作品は様々な家族トラブルについてまとめられていました。
最後にはみんながハッピーエンドを迎える作品もあれば、無事復讐出来てスカッとする作品なども楽しめます!
1話完結で気軽に楽しめる作品になっていますので、興味がある方はぜひ手に取ってみてください!
幸せになれなかったのは…?
殆どがスカッとするラストを迎える中で、「エゴイストの輪舞」に登場する瑠未という女の子だけが最後まで幸せになれませんでした。
母親の不倫の末に出来た子どもであり、幼少期はネグレクトを受けていた瑠未。
母親の姉であるみずほに引き取られた日々は幸せだったものの、今度はみずほがようやく待望の子供を授かって…血の繋がらない瑠未が傷つくラストで終わっていました。
もやっとするラストも、ぜひチェックしてみてください!
まとめ
ここまで『捨てたい絆~家族と呼びたくない異物~』全話ネタバレ!最終回・結末も考察!について記事にしてきました。
『捨てたい絆~家族と呼びたくない異物~』は、1話完結の作品が沢山収録されており、たっぷり楽しめる内容になっていました。
レンタルでも楽しめる作品になっていましたので、興味がある方はぜひチェックしてみてください!
それでは今回は『捨てたい絆~家族と呼びたくない異物~』全話ネタバレ!最終回・結末も考察!と題してお届けしました。